
チェンソーマン【第96話】のネタバレをご紹介していきます。
96話は2020年12月7日に発売された「週刊少年ジャンプ2020年53号」に掲載されています。
デンジとマキマの対決は、とても予想外な展開で幕を閉じることになります。
アパートの一室で、岸辺が帰った後、ご飯を作り始めるデンジ。
献立は、ご飯、味噌汁、そして生姜焼き。しかし、肉に使われていたのは豚肉ではなく・・。
前回の話のネタバレについてはこちらをご覧ください!
▶︎▶︎チェンソーマン【95話】のネタバレ〜デンジVSマキマの一騎打ち!勝利したのは・・?〜
チェンソーマン【96話】のネタバレ
「チェンソーマン」96話のネタバレについてご紹介していきます。
96話のストーリーの主な流れはこちら!
- マキマはチェンソーマンを倒し、「これで貴方は私のモノ」とポチタの心臓を手に語りかける
- マキマの背後で一人の黒服が立ち上がる
- 「ヴヴン」とチェンソーの作動音と共に、デンジがマキマに斬りかかる。
- マキマが戦っていたのは、デンジの心臓からもぎとったポチタだった
- マキマの中で、パワーの血が暴れているため、傷の治りが遅い
- 「わりいなマキマさん」といって、デンジはマキマにチェンソーを向ける
- 岸辺が車で迎えにくる
- アパートの一室で岸辺がデンジに話しかけ、できるだけ早く事を進めて欲しいと伝える。
- デンジは、自分のペースでやらせてもらうと答える
- 岸辺が部屋を出て行くと、デンジは料理を始める。
- できあがったのは、ご飯、味噌汁、マキマの肉の生姜焼き。
- デンジは支配の悪魔を完全摂取する
墓地に転がる、無数の黒服の屍。その中には、チェンソーマンのものもある。
チェンソーマンから心臓を引き抜いたマキマは、その場に座り込み黒服の一人の胸ポケットからタバコ取り出し、それを吸うが「けほっけほっこほっ」とむせてしまう。
「私はあなたに二度勝ちました」
「これからはずっと一緒。一緒にたくさん食べて、たくさん寝て、幸せな生活をしましょう」と言いながら、ポチタの形をした心臓を大事そうに抱える。
勝利宣言をするマキマは完全に油断している。
マキマの背後で一人の黒服が立ち上がり、気配を消して近づいてきていることにマキマは直前まで気がつくことができず、このことがマキマの命取りとなった。
マキマの背後で「ヴヴン!」というチェンソーの作動音が響き、驚いたマキマが背後を振り向くと、チェンソーを持ったデンジによって袈裟斬りにされる!
「あっ・・え?」
マキマは足元を見る。
チェンソーマンはまだ倒れたままだった。それなのに、デンジがチェンソーで切りかかってくるだなんて・・ありえない。
マキマは自分の身に起こっていることが理解できないでいる。
「や〜っと、油断してくれたなぁ・・ポチタは返してもらうぜ。」といって、デンジは地面に転がる心臓を元の位置に戻す。
デンジはパワーからもらった血を全て使い切っていた。
マキマがずっと戦っていたのは、デンジが心臓からもぎ取ったポチタだった。デンジはそういう戦い方ができることをなんとなく覚えていたのだ。
ようやく自分の身に起きたことを把握することができたマキマ。そして、もう一つの異変に気づく。
「傷の治りが遅いでしょ。」
たしかに、デンジに切られた傷の治りがいつもよりずっと遅い。
デンジが持っているチェンソーは、パワーの血で作ったものだった。マキマの体の中でパワーが暴れているせいで、傷の治りが遅いのだ。
それでも、こんなことでマキマを倒せるとはデンジも思っていない。
背後で岸辺が運転する車が到着する。デンジはそれを確認すると「わりいな。マキマさん。」といって、再びチェンソーの刃をマキマに向けた。
「あ〜・・腰が痛てぇ。準備はできたな。」
とあるアパートの一室。デンジがいる部屋に岸辺が入ってくる。
「はいはいはい。あ〜、疲れた。」と、デンジは返す。
岸辺はデンジの提案したマキマを倒す方法に賭けることにした。
その方法を実行できるのはデンジだけ。岸辺がやるべきことは何もない。
だが、こうしている間にも、マキマの代わりに何の罪もない人々が犠牲になっている。だから岸辺はできるだけ早くデンジに事を進めてほしいと言う。
その要望にデンジは「まっ、自分のペースでいかせてもらいますよ。」とけだるそうに答える。
岸辺は、デンジが考えたというこの方法で、マキマを殺せるとは思っていない。だから失敗した時は覚悟しとけよ・・、とデンジの決意を確認するように言う。
発案者は自分なのだから、「覚悟はもう決めてますぜ。」とデンジは答える。
デンジの意志を確認した岸辺は、「生きてたらまた来る」といって、部屋の扉をあけ、閉まる扉の隙間から「死ぬなよデンジ。お前は俺が出会った奴の中で、一番デビルハンターに向いている。」と言って、扉を閉めた。
「なんだそりゃ・・」と、デンジは何の感慨も持たずに岸辺の言葉を流した。
「腹減った・・」といってデンジは立ち上がる。
「・・俺、あんな目にあっといて・・まだ心底マキマさんが好きなんだ」といいながらデンジは冷蔵庫の中にある大量の保管容器の中から一つだけ手に取る。
玉ねぎをスライスし、野菜をフライパンで炒め、肉を加える。
料理をしながらデンジは独り言をいう。
「でも、アンタがしてきたことは死んでいった連中がゆるさねぇ。だから。俺も一緒に背負うよ。マキマさんの罪。」
独り言のように聞こえたデンジの言葉は、やがてマキマに向けて語りかけているのだとわかる。
「でも、どうやってだって?」「俺とマキマさんで爆弾抱えて心中すっか?」「でも聞いた話じゃマキマさんにゃあ攻撃は通じねぇ。」
攻撃は通じない・・、そこでデンジはあることを閃いたのだと言う。
「マキマさんと俺・・一つになりゃあいいんだ・・。」
デンジは、できあがった、ご飯、味噌汁を口にする。
「んお・・イケる。」
次に肉と玉ねぎの生姜焼きを口に含む。
「ふんふん・・」
「なかなかウメえな」
「マキマさんってこんな味かぁ・・」
デンジはマキマを全て食らいつくし、支配の悪魔を完全摂取するつもりだ。
次回へ続く。
チェンソーマン【96話】の感想
96話は衝撃の展開でした。
別行動をしている岸辺が総理大臣とマキマの契約破棄を試みるのかと思いきや、予想を裏切る展開・・。
これには驚きと、「さすが・・!」の一言です。
マキマの肉を使った生姜焼きを食べるデンジ。「こんなシーン、少年誌でやってしまっていいの・・?」と一瞬、別の心配をしてしまいました。
ポチタがチェンソーマンとなってマキマと戦って、油断を誘った隙にデンジがパワーの血で作られたチェンソーで攻撃する。
デンジがこれまで手にした全てを使ってマキマを戦闘不能に追い込むことができました。
岸辺がアパートの部屋に戻ってくる前、二人はマキマの体をバラバラに解体し、保存容器に小分けしていたのでしょう・・。直接描かれたわけではないですが、想像するだけでも、なかなかエグいです。
細切れにされても、支配の悪魔の能力で誰かがマキマの代わりに細切れにされていることに・・。岸辺が「できるだけ急いでくれ」と言うのも当然です。
まとめ
以上、「チェンソーマン96話のネタバレ」についてご紹介しました。
デンジがマキマの肉を使って生姜焼きを作って食べるという、とんでもない展開に驚きました。
さらに、次回はついに完結ということらしいです。重大発表もあるとのことなので、やっぱりアニメ化でしょうか?
チェンソーマンは、かなりエグい描写も多いので、第1部が次回で完結し、第2部が青年誌で再開するといった流れもありそうです!
次週を楽しみに待ちたいと思います!