戦争漫画のおすすめ特集2020

ポテトポップ

こんにちは!
コミック☆マイスターへようこそ!

戦争漫画といえば「はだしのゲン」を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、他にもあまり知られていない名作があります。

戦争を経験したことがない人がほとんどになってきた世の中で、戦争の悲惨さ、無慈悲さ、平和の尊さ、大切さを教えてくれる作品ばかりです。

暗くて怖いイメージがある戦争漫画ですが、こちらで紹介しているのは、かわいい絵がらだったり、比較的柔らかい作風のものが多いです。

それでも、しっかりと当時の様子がわかるのでおすすめです!

【2020年版】戦争漫画のおすすめ7選

ペリリュー ー楽園のゲルニカー
ペリリュー ー楽園のゲルニカー1巻の表紙

こんなところがおすすめ!

  • かわいい絵と悲惨な状況のギャップに・・。
  • レビューの熱量の大きさ!
  • いつまでも語り継がなければならない内容。

あらすじ

昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。

そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。

そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。

当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。

迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。

祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?

『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!

レビュー

激戦地、ペリリュー島。聞いたことはあったけど、Twitterで見た数コマの絵、真っ黒く塗りつぶされて描かれた「死ねる」ことを喜ぶハエにたかられている兵士たち。その絵が、なんとも丸っこい、頭身の低い、可愛い絵なのだ。

主人公は漫画化志望の「兵士意識希薄め」の普通の青年。本巻は、彼が漫画家死亡故に「功績係」として戦死した仲間のことを記録する係となることがスタート。
死にたくないやつ、死ぬだろうと思ってるやつ、気弱な奴、できる奴、いろんな人がいる中で、主人公は最初、まだなんとなくふんわりしている。
それが、爆撃と楽園のような島が破壊され、仲間がひどい姿で死んでいくのを見て、変わっていく。「自分は死ぬかもしれない」、「死にたくない」、「絵が描きたい」、「母親に会いたい」、「日本に帰りたい」
それは、今の私から見たら当たり前の気持ちで、でもそんなことは言えないことで。

可愛い絵、美しい景色、なのに描かれるものがあまりにも悲しくて、それがより悲しさや悲惨さを強く感じさせる。

▶︎▶︎「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」を読む

あとかたの街
あとかたの街1巻の表紙

こんなところがおすすめ!

  • 少女の視点から見た戦争。
  • 軽やかで読みやすい。
  • 当たり前の尊さ。

あらすじ

太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。

木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。

青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。

自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。

しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。

少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。

レビュー

少女の目線から描かれた戦時中のお話だからでしょうか。

今まで読んだ戦争のお話の中でも軽やかな雰囲気で描かれていて読みやすいかなと感じました。

でも、突き付けられる現実はやはり厳しい。

常に空腹で勉強もお洒落もろくに出来ない。

お国のために働き敵の爆弾に散る。

少女たちに襲いかかる死の恐怖たるや…。

想像するだけでも恐ろしい。

でも知っておかねばならない事なのだろうと思いました。

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凍りの掌 シベリア抑留記
凍りの掌 シベリア抑留記の表紙

こんなところがおすすめ!

  • 絵柄と内容のミスマッチ感。
  • 伝えるために読んでもらうための絵柄。
  • 白黒なのにリアルな臨場感。

あらすじ

小澤昌一は東洋大学予科生。東京・本郷の下宿先で銃後の暮らしの中にいた。

戦況が悪化する昭和20年1月末、突然名古屋から父が上京し、直接手渡された臨時召集令状。

北満州へ送られた後、上官から停戦命令の通達、すなわち終戦を知らされる。

実弾を撃つことなく終わった戦争だったが、その後ソ連領の大地を北に向かわされ、ついにシベリアの荒野へ。

待っていたのは粗末な収容所と、地獄のような重労働だった。 シベリア抑留の極限状況を生き抜いた著者の父親の実体験をもとに描かれた衝撃作

レビュー

主人公は抑留生活の中でだんだんと諦めて今日を生きることをする。抑留生活の様々な人間模様。過酷な自然。帰国後のレッドパージの冷たい社会。でも今日を生きることによって、つらいことを忘れる。

漫画家の娘がインタビューすることによって、父の思い出が発掘される。娘は罪悪感さえ覚えるが、やはり伝えるべきことを描く。そしてその伝えるべきこととは、読者への多くのメッセージとなる。

漫画の良さも手伝って、暗いはずの話がさらりと、でもしっかりと描かれていると思った。とても良い本。

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夕凪の街 桜の国
夕凪の街の表紙

こんなところがおすすめ!

  • 穏やかな雰囲気で読みやすい。
  • 感動的な家族の話。
  • 語り継いていきたい内容。

あらすじ

昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。

ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。

最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、

原爆とは何だったのか……。

漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。

レビュー

原爆投下・終戦後の広島に生きる人々を描く。

こうの史代さんの優しい絵柄と人物たちのほのぼのとした普通の生活の描き方に、直接的な凄惨さが描かれないからこそ、その背景にある原爆の悲惨さと原爆症後遺症の辛さ・重苦しさを逆に考えさせられる。

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戦争めし
戦争めし 1巻の表紙

こんなところがおすすめ!

  • 戦時中のグルメという新しいジャンル。
  • ほんわかしていて読みやすい。
  • 和やかな中にも、悲しさが含まれている。

あらすじ

兵隊さんと戦地ゴハン。戦時下のお寿司屋さん。

餃子と引き揚げ兵。激動の時代の中で生まれた感動の“食エピソードたち”。

昭和初期の“グルメ”を“食漫画マスター”の魚乃目三太がほんわか温か~く描く珠玉のオール短編物語。

レビュー

戦争+ご飯というめずらしいテーマの作品。

全体的に重苦しいものにならず、戦時中の楽しみとしての食が丁寧に描かれています。

たまには、こういうのもいいなあ。

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あれよ星屑
あれよ星屑1巻の表紙

こんなところがおすすめ!

  • Twitterで絶賛!
  • 暗い部分を描きながら、ユーモラスも感じる。
  • グイグイと引き込まれるキャラクター。

あらすじ

敗戦から1年あまり。

ぼろぼろに焼け落ちた東京で、酒浸りの暮らしをしていた川島徳太郎は、かつて死線を共にした戦友・黒田門松に再会し……。

その非凡なる画力に、同業者からも熱烈な賛辞を受ける、異色の漫画家・山田参助が挑む初の長編作。

闇市、パンパンガール、戦災孤児、進駐軍用慰安施設など、戦後日本のアンダーワールドの日常を、匂い立つような筆致で生々しく猥雑に描き出す、敗戦焼け跡グラフティ、開幕。

レビュー

戦争を悲観しすぎず、楽観しすぎず、けれどユーモラスに描いた作品。

引き込まれる可愛らしい絵柄と物語の深みのギャップが面白かった。

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はだしのゲン
はだしのゲンの表紙

こんなところがおすすめ!

  • トラウマになるほどの凄惨なシーン。
  • 学校の図書館に置かれるのも納得の内容。
  • 不気味で迫力のある絵。

あらすじ

食糧も何もかもが不足していた戦時中、中岡元少年は両親と四人のきょうだいたちと暮らしていた。

平和を強く訴え、それを疎ましく思う町内会長たちに嫌がらせをされても「非国民」と呼ばれても決して屈しない父を元は尊敬していた。

時は昭和二十年、日本最後の砦、沖縄はまさに血の海と化していた。

死の影は刻々と元たちの住む広島にも近づいていた。

レビュー

戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。

主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。

▶︎▶︎「はだしのゲン」を読む

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