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大人が観ても泣ける!『ヴァイオレットエヴァーガーデン』が人気の理由3選!

大人が観ても泣ける!『ヴァイオレットエヴァーガーデン』が人気の理由3選!

「泣けるアニメ」として必ず名前があがる『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。京都アニメーションの素晴らしい技術を結集させて作られたこの作品は、日本だけでなく、海外でも視聴され、YouTubeでは「泣かずに視聴できるか」という企画で号泣する人が続出しています。

今回は、そんな『ヴァイオレットエヴァーガーデン』について、作品のあらすじと人気の理由、作品を見る順番について紹介していきます。

『ヴァイオレットエヴァーガーデン』のあらすじ

心を持たず戦争で兵器として扱われてきたヴァイオレットは、戦禍の中で両腕を失った。ヴァイオレットが目覚めた時には、戦争は終結し、信頼する上官・ギルベルト少佐の姿はなかった。ヴァイオレットは、大佐が最後に残した「愛してる」の意味を知るために『自動手記人形(ドール)』という依頼人の気持ちを手紙にする職業に就きたいと願う。仕事をする中で人の気持ちに触れ、ヴァイオレットも人として心を育てていくのだった。

『ヴァイオレットエヴァーガーデン』が人気の理由3選

どのサイトでもヴァイオレットエヴァーガーデン 泣けると有名ですが、本当にそんなに感動するのか、なにがそんなに凄いのか、未視聴の方は気になりますよね?

そこで筆者の思う『ヴァイオレットエヴァーガーデン』が人気の理由を3つ紹介していきましょう。

1.       圧倒的に美しい作画

とにかく、ひとつひとつの絵の見せ方が素晴らしい!空気をはらんで揺れるドレス、時間により美しく姿を変えていく風景、水の揺らめき、無機質に見えるヴァイオレットの義手が文字を紡いでいく様、全ての画が美しく見事です。

2.       声優の演技と音響が一体となった心理描写

石川結衣さんが演じる感情の薄いヒロインは無垢な子どものように純粋で、対する依頼人たちは言葉にしきれない思いをモノローグや手紙の中で伝えています。心情を表すような効果音や音楽も、大げさなことは何もなく、ただ丁寧に紡いでいく言葉と音の世界に、視聴者はいつの間にか大きく感情移入していくのです。

3.       感動的なストーリー

兵器として生きたヴァイオレットが人の感情と向き合って成長する物語は、単純な感動ストーリーというわけにはいきません。人の感情を知るほどに、兵器として人を殺めた過去はヴァイオレットを苦しめます。しかし、そんなヴァイオレットの支えは、少佐の残した「愛してる」の言葉なのです。愛と向き合うことは痛みを伴うけれど、それでも愛は美しいと、一話完結の物語から感じられることが、この作品の凄さなのです。

『ヴァイオレットエヴァーガーデン』シリーズ作品一覧と見る順番

  • テレビアニメ『ヴァイオレットエヴァーガーデン』:全13話(2018)
  • OVA『ヴァイオレットエヴァーガーデン Extra Episode』:全1話(2018)
  • 映画『ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-』(2019)
  • 映画『劇場版 ヴァイオレットエヴァーガーデン』(2020)

基本的にヴァイオレットエヴァーガーデンは、一話完結の構成で進んでいきます。そのため、アニメの一話目以外は、多少話が飛んでしまっても理解はできます。しかし、時系列でしっかりと作品を堪能したいという方におすすめのヴァイオレットエヴァーガーデン 見る順番は、OVA『ヴァイオレットエヴァーガーデン Extra Episode』がアニメ本編の4話と5話の間の話になるので、アニメの4話まで視聴したらOVAを見て、その後アニメ5話から続きを視聴すると良いでしょう。

アニメ視聴後は、映画『ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝-永遠と自動手記人形-』から映画『劇場版 ヴァイオレットエヴァーガーデン』を作品発表順に見ると良いでしょう。

まとめ

感動的なアニメ、おすすめのアニメとして必ず名前があがる『ヴァイオレットエヴァーガーデン』。作品レビューをみても「ヴァイオレットエヴァーガーデン 泣ける」という声が多くあります。その理由は、単純に物語が感動的なだけでなく、京都アニメーションの高い技術力による作画の美しさ、声優や音響スタッフが丁寧に作り込んだ心理描写、そして不変の「愛」をテーマに「言葉にならない気持ち」を手紙にしようとする繊細で美しい物語が多くの人を惹きつけるのだと感じます。