ジョジョでイタリアと聞くと、やっぱり第5部「黄金の風」を思い浮かべる人が多いと思います。

この記事では、ジョジョ5部で実際にモデルになっているイタリアの街や名所を、聖地巡礼のルートを意識しながらまとめてみました。旅行のついでにジョジョのイタリアの世界を味わってみたい人向けに、ざっくりとした雰囲気や見どころも一緒に紹介していきます。

ジョジョ5部のあらすじ

舞台は2001年のイタリア。イタリア裏社会を牛耳るギャング組織パッショーネに入ったジョルノ・ジョバァーナは、麻薬で街を支配する謎のボスを倒し組織を変えることを志します。仲間と共にボスの娘トリッシュを守りながら正体と過去を追い、数々のスタンド使いとの死闘を経て、遂にボスを打ち倒し組織の頂点に立つ姿が描かれています。

出典元:Warner Bros. Japan Anime

ジョジョ5部とイタリアの関係

ジョジョ第5部「黄金の風」の舞台となるのはナポリを出発点としたイタリア各地で、ギャング組織パッショーネの抗争を通して、南北イタリアの景色が次々と描かれます。

作品中では、ゴミの散らばる裏路地や港町の雑多な雰囲気や世界遺産クラスの建造物や古代遺跡をはじめ、海に囲まれた島やリゾート地の風景など、現地の空気感がかなり丁寧に再現されています。

そのおかげで、実際に現地へ行ったファンからも「原作やアニメとほぼ同じ景色が見られる」という声が多く、イタリアの聖地巡礼はかなり人気の高いテーマになっています。

出発点ナポリ ネアポリス周辺

ジョジョ5部イタリアの旅は、主人公ジョルノのホームであるナポリ(作中ではネアポリス)から始まります。この街はイタリア第3の都市で、治安面の描写も含めて、原作の雰囲気とかなり重なるという話も多いです。

原作やアニメで印象的なスポットとしては、

  • ゴミ箱のある裏路地や、路面電車が走る通り
  • ポルポが収監されている刑務所のモデルになったとされる施設周辺
  • ナポリ駅とその周辺エリア
    などが挙げられます。

聖地巡礼としては、旧市街の路地や海沿いのエリアを歩くだけでも、「あ、このカットっぽい」と感じる場面が多いようで、イタリアのスタート地点らしい雑多さと活気を味わえます。

カプリ島とポンペイ

ナポリから少し足を伸ばすと、作中でも重要な役割を果たすカプリ島とポンペイがあります。

カプリ島は、「ブチャラティたちがポルポの隠し財産を回収しに向かった島」や「ミスタとセールの戦いの舞台になった崖と海の風景」が有名で、アニメでも海と断崖のカットが印象的に描かれています。

ポンペイは、フーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」が暴れた、遺跡エリアの柱や回廊や石畳や壁画など、古代の街並みがそのままモデルになっているシーンが多く、遺跡を歩きながら「あの戦闘シーンだ」と感じられるスポットが点在しています。

どちらもナポリから日帰りで行けるエリアなので、ジョジョに出てきたイタリアの南側をまとめて巡るプランを組みやすいのもポイントです。​

ローマとコロッセオ 

物語のクライマックスに向けて、舞台は首都ローマへ移ります。イタリアの聖地として特に外せないのが、世界遺産のコロッセオです。

ローマ周辺で押さえたいのは、

  • チョコラータ&セッコ戦で街が大変なことになっていたエリア
  • トリッシュ護衛組が向かったローマ市内の広場や道路
  • 最終決戦の舞台となるコロッセオ本体
    などです。

コロッセオは観光客も非常に多いスポットですが、外観だけでも作中のカットと重ねて楽しむことができますし、周辺の遺跡群も含めて「歴史とスタンドバトル」が頭の中でリンクしてくる感じが、イタリアならではの体験になりそうです。

ヴェネツィア 

物語後半、ギアッチョとの戦いなどで印象に残るのが、水の都ヴェネツィアです。ジョジョ5部のイタリアの聖地としても、かなり人気の高いエリアになっています。

特に有名なのは、

  • ジョルノとミスタが戦ったリベルタ橋周辺の道路と鉄道橋
  • ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前にあるサン・シメオン・ピッコロ教会
  • サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会と、その島から見えるヴェネツィアの景色

ファンの方が撮った比較写真では、駅前や教会の構図がほぼそのまま再現されていて、アニメ制作陣のロケハンの細かさがよく分かります。水路と建物の組み合わせが独特なので、イタリアの中でも「現地に来た満足感」がかなり高いスポットだと思います。

岸部露伴は動かないの映画版もヴェネツィアで撮影されたので、一緒に聖地巡礼するのもおすすめです。

サルデーニャ島 コスタ・スメラルダ

ヴェネツィアからさらに物語は島へと移動し、サルデーニャ島のコスタ・スメラルダが舞台になります。ここはボスの過去に関わる重要な場所であり、ドッピオとリゾットの戦い、ボスとアバッキオのエピソードなど、かなり重い展開が続くエリアです。

聖地巡礼としては、アクセス面で少しハードルが高めですが、ジョジョ5部のイタリア旅の締めに「海辺で物語を振り返る」ような旅をしているファンの方もいるようです。

聖地巡礼のルートをどう回るか

イタリアの聖地巡礼ルートは、ざっくり原作と同じ流れでたどると分かりやすいです。

例えば、

  • ナポリ(ネアポリス)を起点に、街歩きと港、裏路地を散策
  • 日帰りでカプリ島とポンペイ
  • ローマでコロッセオや市内の名所を観光
  • ヴェネツィアで駅前や教会、水路の風景を堪能

余裕があればサルデーニャ島へ足を伸ばすのもよいでしょう。

移動の順番を工夫すれば、現地の交通事情にも合わせやすく、作品の時間軸に近い形でジョジョのようにイタリアを旅している気分になれます。

まとめ

ジョジョ5部に出てくるイタリアは、ナポリから始まり、カプリ島やポンペイ、ローマやヴェネツィア、そしてサルデーニャ島まで、実在のイタリア各地を通りながら物語が進んでいきます。

それぞれの街や名所は原作やアニメでかなり忠実に描かれていて、ナポリの雑多な港町やヴェネツィアの水路、コロッセオやカプリの断崖など、現地に足を運ぶと「このコマだ」と思える風景にいくつも出会えるはずです。

無理のない日程でナポリ周辺から北上するルートを組めば、観光としても十分楽しみつつ、自然な形でイタリアでジョジョ聖地巡礼ができると思います。