この記事では、ダーウィンズゲームに登場するパンダくんについて紹介しています。
パンダくんは、カナメが最初に闘ったプレイヤーです。ルーキー狩りという異名と透明になる能力を持っています。かなり強い能力ですが、使い方を間違えて、ゲームオーバーになります。
着ぐるみをとってわかった正体は、まさかの人物でした。
パンダくんの能力〜透明化（ステルス）〜
※この記事の内容は、ネタバレを含んでいます。まだ漫画を読んでいない人は、注意してください。
透明化の能力がヤバい！
パンダくんは、透明化というチート級の能力を持っています。主人公のカナメや、クラスメイトのキョウダを襲うシーンは、とても恐怖を感じるもので、一気に物語に引き込まれてしまいました。
ジェイソンや、ゾンビは、なんだかんだ追いかけられていても姿が見えるので、まだ対処のしようがあります。でも、見えないとなると、どうしようもないですよね笑
透明化の能力の弱点とは？
「こんな能力絶対、負けるはずないじゃん！」と思うのですが、パンダくんは意外とあっさりカナメに敗けてゲームオーバーになってしまいます。
というのも、透明になるためには、いくつか条件がありました。
- 全身を何かで覆う必要があること
- 連続使用できないこと
- 素早く動くと背景から浮き上がってしまうこと
つまり、自分から相手に攻撃をしかけるには、割と不利な制約があります。しかも、見えないということは、敵から意図しない攻撃をうける可能性もありますよね。
実際、パンダくんは敵でもない第3者の不意打ちで致命的なダメージを負ってしまいます。
透明化の効果的な使い方
パンダくんは、かなり特殊な能力を手に入れたにもかかわらず、上手く使いこなすことができていませんでした。
しかし、効果的な使い方をレインが指摘しています。要約すると、「こちらから仕掛けるのではなく、待ち伏せして、不意打ちを食らわせる。」といった使い方です。
標的が必ず通る場所に誘い込むようにします。障害物があったり、狭い路地が理想的です。相手が近づいてきたところで、透明化して攻撃すれば、まず勝てるはずです。
注意しないといけないのは、索敵能力をもったプレイヤーです。例えば動物のように嗅覚が発達したプレイヤーだと、たとえ透明化しても、匂いで感づかれてしまうからです。
なんだかんだいって、どんなに強い能力でも、相性が悪ければ負けることがあるのが、ダーウィンズゲームのような、特殊能力を使った戦いの面白さですよね。
パンダくんの正体は？着ぐるみを着る理由。
パンダくんの正体
パンダくんの正体は、とても驚きの人物でした。その正体は・・、キョウダのクラス担任のカトウ先生でした！
キョウダは、カナメが通う高校の友達で、カナメをダーウィンズゲームに正体したプレイヤーでもあります。キョウダは、ダーウィンズゲームの冒頭のシーンで、パンダくんに敗けて、ゲームオーバーになっています。
つまり、カトウ先生は、自分の教え子を手にかけ、さらにその友人のカナメを襲うという、卑劣な行為をしていることになります。
カトウ先生が着ぐるみを着る理由とは？
カトウ先生は、借金の返済のためにダーウィンズゲームをしています。ルーキー狩りと呼ばれるように、始めたばかりの弱いプレイヤーばかりを狙い撃ちです。
そもそも、なぜ公務員でそこそこの給料をもらっているカトウ先生が、借金をしてしまったのかというと・・、原因は“女”でした。
リサという、キャバ嬢に惚れ込んだカトウ先生は、彼女に会うために大金をつぎ込み、そうやってできた借金を返すために、キョウダやカナメを襲ったのです。
感動とは程遠い、なかなかヒドイ話です。
カトウ先生がダーウィンズゲームを始めたキッカケとは？
カトウ先生には、タナカという同僚と思わしき人物がいました。そのタナカがダーウィンズゲームのプレイヤーだったのです。
カトウ先生も、ある日突然、タナカに恐れたのですが、うまく返り討ちに成功します。その時、獲得したポイントで、大金が手に入るとしり、カトウ先生はダーウィンズゲームの世界に深く足を踏み入れていってしまうのでした。
パンダくんの最期が怖すぎる！
カナメとの闘いに敗れたパンダくんは、カナメの目のまで全身バラバラになり、キョウダの時と同じように地面に人型に切り抜かれたモニュメントだけ残して、完全に消失してしまいます。
消える瞬間が詳細に描かれていて、このシーンは、ダーウィンズゲームの中でも上位に入る怖いシーンです。
というのも、読者もカナメも、ダーウィンズゲームのことを、まだほとんど知らない状況だからです。だんだんわかっていくと、パンダくんが、消失した理由はポイントが大きく関わっていたことがわかります。
ちなみに、ダーウィンズゲームは、漫画アプリの「マンガBANG!」をダウンロード（無料）するだけで1巻〜9巻まで読めます。
