終末のワルキューレのアダムの武器・技・過去を紹介しています。
言わずと知れた全人類の父・アダム。
見た目、あんまり強そうではないですが、実際は「人類最強」なんじゃないかという実力を持っていました!
アダムの武器と技
終末のワルキューレのアダムの武器と技についてご紹介します。
武器・メリケンサック
アダムの武器は神器錬成した「メリケンサック」です。
アダムとタッグを組む戦乙女(ワルキューレ)は、7女・レギンレイブ。
レギンレイブの名が意味するのは、
“神々の残された者”
神が最初に創ったとアダムにぴったりなワルキューレです。
アダムとレギンレイブが心を一つにして“神器錬成”するシーンは、ミケランジェロの名画「アダムの創造」を模していて必見のシーンです!
技・神虚視
アダムのオリジナルの技は「神虚視(かみうつし)」一つだけです。
「神虚視」は、一度見た相手の技を完璧に模倣する技です。
そのため、アダムは強敵と闘う度に強力な技を身につけて強くなります!
アダムは、ゼウスの「黄昏流星群(メテオジャブ)」や「神の斧」をたやすく模倣してみせています。
アダムが自分の技を使ったことに驚いたゼウスは、自分の技を見事に返されてしまいます。
ゼウスの攻撃は「光速を超え」、さらには「時間すら超える」のですが、アダムはそれらを全てを綺麗に模倣してカウンターをぶち込みます!
観客席で見ていた軍神アレスは、
「オレは闘いのプロだが、この先千年修行したとしても、自分はあの男に勝てない!」
と敗北を宣言!
アダムの強さがどれほどのものなのかがわかります!
アダムの過去
アダムとイヴは、「善悪の実(りんご)」を食べて楽園を追放されたことになっていますが、「終末のワルキューレ」では「本当の理由」が語られています。
そしてブリュンヒルデは、アダムの力の根源は自分を追放した神々への「憎しみ」であると分析していたのですが真実は違っていました!
天界裁判所で蛇神がイヴを告訴
天界裁判所で、蛇神が「アダムが神が禁じた木の実を食べた」と告発。
しかしそれは
「濡れ衣」
でした。
事実は、
「いや、、やめてください。」
「ヒヒヒ・・こんなとこに誰がくるかよ。あきらめな。」
善悪の実がなる木の側でイヴを襲う蛇神。
そこへ、アダムとイヴに懐いていた鳥が現れ蛇神を襲います。
「わっなんだ!?」
と狼狽する蛇神の隙をついてイヴはその場を逃れたのでした。
しかし、このことで蛇神は完全にイヴを逆恨み。
「善悪の実を食べた」というでまかせを言って、イヴを楽園から追放させようとするのでした。
イヴは涙を流して身の潔白を訴えるのですが、誰も彼女の言葉など聞こうとはしません。
政府、司法、検察のすべての権力を神が握っているため、その神に告発されたイヴが「無罪」になる確率は限りなくゼロに近かったのです。
「キミが行くなら俺も行く」
天界裁判で「有罪判決」が下り、「楽園追放」になったイヴ。
イヴは、楽園から追放されることが悲しいのではありませんでした。
アダムと離れ離れになることが、何よりも悲しかったのです。
イヴが涙を流して、その場に崩れ落ちます・・。
すると、裁判所の扉が開きアダムが入ってきました。
扉の前にいた衛兵は、アダムがぶっ飛ばしたみたいです。
アダムは、「善悪の実」をカゴいっぱいに入れて、それを躊躇なくかじりつきます。
カリ・・
ボリ・・
「すっぺ」
カリ・・ボリ・・ぺっ。
カリ・・ボリ・・ぺっ。
アダムは、決して口にしてはならぬ「善悪の実」を一口かじっては吐いてすてながら、イヴの元に近寄ります。
「イヴ。君が行くなら俺も行く。」
アダムは迷うことなく、イヴと一緒に楽園を出て地上へいくことを決意したのです。
蛇神を一撃でノックアウト
真隣で、そんな純愛シーンを見せられて、蛇神が黙っているはずはありませんでした。
「ここまで神々(オレら)をコケにしといて、ハッピーエンドはありえねぇぜ。」
と、勝手に自分以外の神々を巻き込んで、アダムを殺す大義名分を得ようとする蛇神。
「小鳥たちに聞いたんだけど、蛇(キミ)がイヴを泣かしたんだって?」
アダムは蛇神の言葉など気にすることもなく、妻を泣かせた蛇神を最初から許す気はないようです。
「夫婦仲良く細切れに切り裂いて土に還してやらぁ!」
ついに本性を表した蛇神。
しかし、アダムは「神虚視」を使って、逆に蛇神を細切れに切り裂きます。
裁判所にいた他の神々は、あっという間のことに呆然とし、アダムとイヴはそのまま悠然と歩いて裁判所を出て、地上へと向かったのでした。
アダムの戦いは終末のワルキューレ2巻・3巻に収録されています。
まとめ
以上、「終末のワルキューレのアダムの武器・技・過去」についてご紹介しました。
ほぼ全裸のアダムが、ゼウスを圧倒するほどの力を持っていたとは驚きでした。
ゼウスに「闘う理由」を聞かれたアダムが応えた理由がカッコよすぎました!