終末のワルキューレのポセイドンの武器・技・過去を紹介しています。
ポセイドンは「ゼウス・エナリオス」とも呼ばれる海と地震を司る神です。
ゼウスの兄でもあり、性格は冷徹無比。孤高であり、割と激情家でもありました。
ポセイドンの武器と技
終末のワルキューレのポセイドンの武器と技についてご紹介します。
武器・トライデント(三叉槍)
ポセイドンの武器はトライデント(三叉槍)です。
この三叉槍は、伝記によれば簡単に嵐や津波を引き起こすことができたとされています。
「終末のワルキューレ」では、ポセイドンはトライデントを嵐や洪水のように突き出して、相手を防御不能の状態に追い込みます。
怒れる波濤(アムピトリテ)
ポセイドンが小手調べと言わんばかりに、繰り出した技です。
佐々木小次郎の燕返しで意表を突かれ、ちょっと苛立ちを覚えたポセイドンが、初めて自ら動き、佐々木小次郎に向けてを放ちました。
技名にも
「怒れる」
と入っていますし、普段は涼しげな顔してますが、怒りの感情はばっちり持ってるみたいです。
ブリュンヒルデは、「神々は人間より遥かにキレやすい」
と分析していましたが、ポセイドンもその例にもれず、
キレやすい
お方だったみたいです。
「荒海に降る神雷(キオネ・テュロ・デーメテール)」
ポセイドンの技は名前の付け方がとてもうまいです。
「荒海に降る神雷」もその名の通り、荒ぶる海に落ちる、無数の雷のごとく、トライデントを突き出す技です。
一つ一つの攻撃が雨粒ではなく雷級の破壊力なので、並みの相手ではなすすべもなく海の藻屑となるはずです。
「四十日四十夜の大洪水(メドゥーサ・アロペ・デーメテール)」
ポセイドンの最強技が「四十日四十夜の大洪水」です。
この技は、全方位からの攻撃で、そのあまりの速さでポセイドンが何百、何千もいるように見えます。
さしもの佐々木小次郎も、この技の前には「千手無双」を持ってしてもポセイドンの動きを先読みすることができず追い込まれてしまいます。
ポセイドンの過去
ポセイドンの過去についてご紹介します。
アダマスを瞬殺して過去を捻じ曲げる
遥か昔、ポセイドンは、自身の兄でもある征服神・アダマスを瞬殺しています。
オリンポスは、アダマスも含めて13人の神がいたのですが、この事件によって「オリンポス12神」となったのです。
ポセイドンがすごいのは、「ずっと昔から、十二人だった」と過去までも捻じ曲げてしまったことです。
アダマスの存在すらも消し去ってしまったんですね・・。
「神は群れない、謀らない、頼らない」
ポセイドンの美学が、
「神は群れない、謀らない、頼らない、初めから完璧な存在である。」
です。
ポセイドンは、アダマスが自分の美学をことごとく侵していることに落胆。
「これが我が兄とは情けない。」とはいて捨てます。
この言葉にすっかり逆上したアダマスは、ポセイドンに殴りかかり、一瞬で殺されてしまうことに・・。
そもそも、アダマスはゼウスが父・クロノスを倒して最高神となったことに
「末弟の分際で、認めねぇ!」
と腹を立て、天界を二分する大戦争を巻き起こしていました。
ことごとく、弟たちにコケにされたアダマスなので、なんだか少しかわいそうでもあります笑
ポセイドンは終末のワルキューレの3巻〜5巻に登場しています。
まとめ
以上、「終末のワルキューレのポセイドンの武器・技・過去」についてご紹介しました。
ポセイドンは、「神は群れぬ、謀らぬ、頼らぬ」を信条とする孤高の神でした。
口癖は「雑魚が」で、神であるはずなのに完璧に悪役を演じきっていました。