ゴールデンカムイの聖地巡礼、第2弾はいよいよ北海道の東西南北を大移動する本格ルートです。函館の歴史的建造物から、旭川の軍事資料館、網走の監獄、そして最果ての地・根室まで。作品の世界観に浸りながら北海道の大自然と食も楽しめる、ファン必見の旅をご紹介します。

ゴールデンカムイ聖地巡礼Part2へ出発!

ゴールデンカムイ聖地巡礼Part1 に続き、今回はさらにディープなスポットを巡ります。移動距離はかなりありますが、その分だけ作品への愛が深まること間違いなしです。

今回は函館・旭川・網走・根室を大移動

今回のルートは函館(道南)→旭川(道央)→網走(道東・北)→根室(道東・最東端)という、北海道をぐるりと一周するほどの大移動です。各エリアの距離は決して短くなく、函館から根室までは直線距離でも400km以上あります。2泊3日ではかなり慌ただしいので、できれば4泊5日以上のスケジュールを確保するのが理想です。旅のテンションは最高潮ですが、計画はしっかり立てていきましょう。

函館エリア:最終決戦の地を歩く

函館はゴールデンカムイのクライマックスと深く結びついたエリアです。明治時代の歴史的建造物が多く残り、まるで作品の中に迷い込んだような感覚を味わえます。

①五稜郭

函館聖地巡礼の最大の目玉が、星形の城郭として有名な五稜郭です。幕末に新選組副長・土方歳三が最後まで戦い続けた場所であり、ゴールデンカムイでも終盤の激しい戦闘シーンの舞台として描かれています。五稜郭タワーから見下ろす星形の形状は圧巻で、作品ファンでなくても絶対に訪れる価値があります。タワー内には幕末の資料も展示されており、土方歳三の生き様をより深く知ることができます。

アクセス方法

  • 所在地:北海道函館市五稜郭町44−2(五稜郭タワー目安)
  • 最寄駅:函館市電「五稜郭公園前」電停から徒歩約15分。JR函館本線「函館駅」からは路面電車で約15分+徒歩、またはバスで約20分ほど。

聖地巡礼の際は、五稜郭タワーの展望台営業時間(おおむね8:00〜19:00前後の季節変動あり)を確認してから訪れると安心です。 

②旧ロシア領事館

函館は明治時代に開港した港町で、当時のロシアをはじめとする外国人居留地の遺構が多く残っています。作中で鯉登少尉の過去に絡む洋風建築のシーンは、こうした函館の異国情緒あふれる街並みをモデルにしていると言われています。元町エリアを散策しながら、石畳の坂道や洋館が立ち並ぶ風景を眺めると、鯉登少尉が幼少期に見ていた景色を自然と想像してしまいます。

アクセス方法

  • 所在地:北海道函館市船見町17番3号
  • 最寄駅:函館市電「大町」電停から徒歩約15〜20分。JR「函館駅」からはバスまたはタクシーで約10〜15分程度。

建物内部は通常非公開のため、外観見学がメインになります。周辺は坂道が多いので、歩きやすい靴で行くと良いでしょう。 

旭川エリア:第七師団の拠点へ潜入!

旭川は北海道の中心に位置し、明治時代に第七師団が置かれた軍事都市として発展した街です。ゴールデンカムイで鶴見中尉たちが所属する第七師団の拠点として描かれており、軍事色の強いファンには特に刺さるエリアです。

①北鎮記念館

北鎮記念館は、旧陸軍第七師団の歴史を伝える資料館です。実際の軍服・武器・当時の写真・記録が展示されており、作中に登場する第七師団の世界観をリアルに感じ取ることができます。鶴見中尉の狂気じみたカリスマ性の背景にある、明治の軍隊文化を肌で感じられる場所です。不死身の杉本のモデルの一人といわれている、作者の曽祖父に当たる杉本佐一氏も、第七師団に所属していました。

アクセス方法

  • 所在地:北海道旭川市春光町国有無番地(陸上自衛隊旭川駐屯地内)
  • 最寄駅:JR函館本線「旭川駅」からバスで約20〜30分。駅前から旭川電気軌道バス「旭川駐屯地方面」行きに乗車し、「自衛隊前」バス停下車徒歩すぐ。

入館無料ですが、開館時間(おおよそ9:00〜17:00、月曜休館など)や入場方法は事前に公式情報を確認してから訪問すると安心です。 

②旭川市博物館

ゴールデンカムイの大きな魅力のひとつが、アイヌ民族の文化を丁寧に描いている点です。旭川市博物館ではアイヌの衣装・道具・儀礼・言語などに関する展示が充実しており、作中でアシリパさんや他のアイヌキャラクターが語っていた文化的背景を学ぶことができます。漫画を通してアイヌ文化に興味を持ったなら、ここで本物の知識を深めるのがおすすめです。

アクセス方法

  • 所在地:北海道旭川市春光5条7丁目(例:旭川市博物館本館を想定)
  • 最寄駅:JR「旭川駅」からバスで約15〜20分。駅前バスターミナルから「春光方面」行きに乗車し、最寄りバス停から徒歩数分。

開館時間(例:9:00〜17:00)や休館日(例:月曜日・年末年始)がありますので、訪問前に最新情報をチェックしておきましょう。 

網走エリア:絶対外せない「網走監獄」

ゴールデンカムイのド序盤から登場するあの場所、網走監獄がいよいよ登場です。ここを外して聖地巡礼は語れません。

①博物館網走監獄

博物館網走監獄は、明治時代に実際に使用されていた網走刑務所の建物を移築・復元した野外博物館です。作中で杉元が囚人たちから入れ墨の地図情報を集めようとした舞台そのものであり、のっぺら坊や脱獄王・白石のイメージがどっと押し寄せてくる場所です。放射状に延びる獄舎や、当時のリアルな復元展示は圧巻で、ゴールデンカムイファンなら感動の連続間違いなし。敷地が広いため、余裕を持って2〜3時間は滞在したいところです。

アクセス方法

  • 所在地:北海道網走市呼人1番地の1
  • 最寄駅:JR石北本線「網走駅」からバスで約10分。網走バスターミナル・網走駅から観光施設方面行きのバスに乗車し、「博物館網走監獄」バス停で下車。タクシー利用の場合は駅から約7〜10分程度。

開館時間は季節によって変動します(例:9:00〜17:00など)ので、公式サイトで当日の開館時間を確認してから向かうと良いです。 

リアルな監獄食を実際に食べれる

博物館網走監獄内のレストランでは、当時の囚人たちが食べていた「監獄食」を体験メニューとして提供しています。麦飯に味噌汁と簡素なおかずというシンプルな内容ですが、作中の雰囲気を思い浮かべながら食べると妙にエモい気持ちになります。聖地飯として非常に人気が高く、訪問者のほとんどが注文する定番メニューです。せっかく来たなら必ず食べておきましょう。

根室エリア:大自然とクセ強キャラの舞台へ

北海道最東端の街・根室は、「最果て感」がたまらないエリアです。ゴールデンカムイの中でも個性的なキャラクターたちと北海道の野生動物が印象的に描かれた場所でもあります。

①根室車石

根室を代表するゴールデンカムイ聖地といえば、花咲港近くの根室車石です。放射状に筋が走る大きな岩が波打ち際に突き出していて、まるで巨大な車輪のように見えることからこの名前がついています。作中では土方歳三と人斬り用一郎が死闘を繰り広げた場所のモデルとされており、実際に目の前に立つと胸が熱くなります。足元は滑りやすいので、スニーカーなど歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

アクセス方法

  • 所在地:北海道根室市花咲港(花咲灯台・車石周辺)
  • 最寄駅:JR根室本線「根室駅」から根室交通バス「花咲港方面」行きに乗車し、「車石入口」バス停下車後、徒歩約15〜20分。

根室市中心部から車なら約7km、所要時間は約15分ほど。路線バスは本数が多くないため、事前に時刻表を確認のうえで訪れると安心です。 

②納沙布岬

北海道最東端の岬・納沙布岬は、日本で一番早く日の出が見られる場所のひとつとして有名です。天気が良ければ国後島など北方領土を目視できる距離に位置しており、その雄大な景色はまさに「果ての地に来た」という感慨を与えてくれます。ゴールデンカムイが描いた明治時代の北海道・樺太・北方のロマンを、実際の地でビジュアルとして体感できる貴重な場所です。

アクセス方法

  • 所在地:北海道根室市納沙布
  • 最寄駅:JR「根室駅」前バスターミナルから根室交通バス「納沙布岬行き」に乗車し、終点「納沙布岬」バス停まで約40〜45分。

根室市街から車の場合は道道35号線などを利用して約25分。バスの本数は限られるため、往復の時間をあらかじめ押さえておくと良いでしょう。 

まとめ

函館・旭川・網走・根室を巡るゴールデンカムイ聖地巡礼Part2は、北海道の歴史・文化・自然・グルメのすべてが詰まった贅沢な旅です。五稜郭の激闘の舞台、北鎮記念館の第七師団の息吹、網走監獄のリアルな重厚感、そして最果ての地・根室の絶景。どのスポットも漫画の世界を体感させてくれる力があります。移動は大変ですが、だからこそ北海道の広さとゴールデンカムイの壮大なスケールを全身で感じられます。しっかり計画を立てて、最高の聖地巡礼の旅に出かけてみてください!