大人気漫画『呪術廻戦』がついに完結を迎え、多くのファンが物語の結末に注目しました。なかでもとくに気になっていたのが、乙骨憂太の生死です。最終決戦では幾度となく命の瀬戸際に立たされた彼ですが、「乙骨憂太は死亡したのでは?」という声がファンの間でも広まっていました。

この記事では、そんな乙骨憂太の最終的な運命と、彼と深く結びついたリカちゃんのその後について、くわしく掘り下げていきます。

※この記事には『呪術廻戦』の重要なネタバレが含まれています。ご注意ください。

乙骨憂太は死亡した?

結論からお伝えすると、乙骨憂太は生存しています。

最終決戦では何度も死の淵をさまよいましたが、仲間たちの力も借りながら、最終的に自分の肉体に戻り、生き延びることができました。最終話では真希・狗巻・パンダとともに穏やかな日常を過ごす姿が描かれており、読者をほっとさせてくれましたね。

とはいえ、そこに至るまでの道のりは本当に波乱続きでした。どんな経緯をたどって生存できたのか、順を追って見ていきましょう。

最終決戦で乙骨に何が起きたのか

宿儺との戦いで、彼は自身の領域展開「真贋相愛(しんがんそうあい)」を発動し、虎杖悠仁と共闘しながら宿儺を追い詰めていきます。

コピーした術式を巧みに使いながら善戦を見せた乙骨でしたが、宿儺が放った「世界を断つ斬撃」を受け、胸のあたりで身体を真っ二つにされてしまいます。普通であれば即死してもおかしくない状況。しかしここで、乙骨はあらかじめ最悪の事態を想定した秘策を用意していました。

五条の肉体に乗り移り戦線復帰

乙骨はリカを通じて、羂索が使っていた「他者の肉体を乗っ取る術式」をコピーしていました。そしてその術式を使い、戦場に安置されていた五条悟の遺体へと意識を移すことに成功します。

五条の肉体と術式を手にした乙骨は、再び戦場へ舞い戻り、宿儺と激しい戦いを繰り広げます。互いの領域をぶつけ合う死闘の末、彼は虚式・茈(むらさき)を宿儺に直撃させることに成功しました。

術式が焼き切れ、戦闘不能に

しかし、宿儺に大ダメージを与えたものの、乙骨自身も限界を超えていました。コピーしていた羂索の術式が焼き切れてしまい、領域展開も崩壊。そのまま戦闘不能の状態に陥ります。

このとき「乙骨憂太は死亡したのでは」という見方がファンの間でいっきに広まりました。実際、いつ息を引き取ってもおかしくない極限状態であったのはたしかです。

リカちゃんの働きが乙骨を救った

乙骨が五条の肉体を借りて戦っている間、リカはずっと乙骨自身の肉体のそばに寄り添っていました。反転術式を使って、ボロボロになった彼の体を修復し続けていたのです。

これがのちの復活につながる大きなカギとなります。五条の体の中にいた乙骨は、羂索の術式が切れたタイミングでリカと再接続し、待ち続けていた自分の肉体に戻ることができたのです。

リカちゃんのその後

呪術廻戦0のころから乙骨とともに歩んできたリカちゃん。最終決戦後も、彼の傍らに存在し続けていることが示唆されています。乙骨が元の肉体に戻れた最大の理由がリカの献身であることを考えると、2人の絆の深さが改めて伝わってきますね。

物語を通じて乙骨とリカの関係は大きく変化してきましたが、最後まで互いを支え合う関係であり続けたことは、多くのファンの胸に刺さったのではないでしょうか。

生存が確定!元の身体で復活した乙骨

すでに公表されているストーリー展開では、乙骨が自身の肉体に戻って生きていることが正式に判明しました。

彼自身も二度と自分の体に戻れないと覚悟していましたが、リカのサポートがなければ本当に命を落としていたと言えます。復活後は禪院真希からこっぴどく叱られる場面も描かれ、「助かったと思ったら今度は真希さんが怖い」と思ったファンも多いはず(笑)。

真希が乙骨の無茶な戦い方に本気で怒っていたのは、それだけ彼のことを心配していたからでもあるのでしょう。

乙骨憂太のその後

単行本第30巻には書き下ろしのエピローグが収録されており、乙骨のその後が明らかになっています。乙骨は五条家の「当主代理」に就任したことが判明しました。

五条悟と乙骨は遠い親戚関係にあたることが作中で明かされており、菅原家の末裔という共通の血筋を持っています。五条が若くしてこの世を去ったあと、呪術界の頂点に立てる人物として白羽の矢が立ったのが彼だったのでしょう。

孫が登場!結婚していたことも判明

エピローグでさらに驚かされたのが、乙骨の孫と思われる子どもたちの登場です。物置でパンダのぬいぐるみを見つけた兄妹が「それ、お爺ちゃんの宝物だから」と話すシーンがあり、パンダが「本当に憂太の孫か?」と喋り出す場面が描かれています。

これにより、乙骨が誰かと結婚し、子どもにも孫にも恵まれたことがほぼ確実となりました。結婚相手については明言されていませんが、孫が「禪院家顔」をしているとファンの間では話題になっており、真希との結婚を匂わせているという見方が多数を占めています。

パンダとの縁は2080年まで続く

パンダは2035年に活動を停止し、そのまま五条家の忌庫に登録されることになりました。所有権は「当主代理 乙骨憂太」に帰属しており、高校時代の仲間であるパンダとのつながりが、形を変えながらも続いていることがわかります。

エピローグによると、2080年になっても「たまに動く」というパンダの記録が残されており、長い年月を経てもその存在感は健在のようです。

乙骨に立ちはだかっていた”死亡フラグ”の数々

『呪術廻戦』という作品は、人気キャラクターであっても容赦なく退場させることで知られています。五条悟のような圧倒的な人気を誇るキャラでさえ命を落とすなか、「乙骨憂太は死亡するのでは」という予想は、ファンの間で根強くありました。

最終決戦での戦いを見ていると、その予想が的外れとは言えないほどの激しさがあったのも事実。それだけに、乙骨が生存を果たしたことは多くのファンにとっての喜びでした。

すべてのフラグをへし折った乙骨

宿儺に身体を両断されながらも別の肉体で復活し、術式が焼き切れるまで戦い抜いた乙骨。幾重にも重なった死亡フラグを次々と乗り越え、最後は自分の体で生き延びることに成功しました。

ハラハラしながら読み進めていたファンとしては、最終話で穏やかな表情の乙骨が登場したときの安堵感はひとしおだったのではないでしょうか。

まとめ

「乙骨憂太は死亡したのでは」という噂が飛び交うほど、最終決戦でのの彼状況は絶望的でした。しかし彼は持ち前の強さと、リカをはじめとする仲間の支えによって生き延びることができました。

最後のおまけでは、五条家の当主代理として新たな立場に就き、孫まで誕生しているという驚きの未来が明かされています。呪術廻戦という物語のなかで、乙骨憂太は最後まで諦めなかったキャラクターの一人として、読者の記憶に深く刻まれることでしょう。