TVドラマ化で話題沸騰の「妻、小学生になる。」の原作漫画は完結しておらず、現在も「週刊漫画TIMES」で連載中です。
ドラマと原作漫画とでは、ストーリーの始まり方や、登場人物が少し違っていますが、あらすじは大体同じです。
ただ、他の原作があるドラマと同じく、結末はきっと違うオリジナルのものになりそうですね^^
私は、堤真一さんや毎田暖乃さんの迫真の演技にドラマ1話から泣いてしまいました。
でも、原作漫画も発売当時ツイッターでものすごい話題になっていたんです!
もちろん原作漫画を読んだ時もしっかり感動して泣きました^^
それでは、感動必至の「妻、小学生になる。」の1巻〜最新刊までのネタバレあらすじと結末の考察をしています。
妻、小学生になる1巻〜最新刊までのネタバレ(漫画)
妻、小学生になるは、村田椰融(むらたやゆ)さんが描く純愛物語。
10年前に、妻を亡くした新島圭介の元に突然あらわれた小学生。
彼女は「私は新島貴恵!あんたの妻!」と言い出す!
圭介はやがて彼女が本当に妻の生まれ変わりだと気づき・・。
妻、小学生になる1巻のネタバレあらすじ
ある日の夕方、コンビニで買ったお弁当を片手に、とぼとぼとうつむいて歩く中年の男性。彼の名前は新島圭介。痩せこけた頰が余計に悲壮感を強めている。
10年前に妻を亡くしたショックから、未だに彼は立ち直れずにいる。
そんな彼をじっと見つめる少女がいた。彼女の名は貴恵。見た所小学生のようだ。
圭介には麻衣という娘がいる。力なく「ただいま」という父に、麻衣はパソコンの画面を見たまま父親の方を見向きせず「・・おかえりなさい。」とだけ返す。
「夕飯にするか・・。」「・・うん。」
日常の会話も、食事も2人にとっては、ただの作業でしかなかった。コンビニ弁当を食べる2人の咀嚼音だけが、しんとしたリビングに響き渡る。
そんな静寂をかき消すように、玄関のベルの音がなる。
誰だろう?うちに訪ねてくるだなんて、新聞か何かの売り込みだろうか?・・扉をあけるとそこには、先ほど圭介をじっと見つめていた小学生の貴恵が仁王立ちしていた。
「ただいま。」、と貴恵が圭介に挨拶する。
ただいま?・・、どういうことだろう?彼女のことなど知らない。麻衣の友達にしては幼すぎる。圭介が「どこか家を間違えて・・」と、言いかけると、
「私は新島貴恵!あんたの妻!」「麻衣の母親!」
にわかには信じられない・・。圭介がそう思うのは当然のことだったが、妻の生まれ変わりだという彼女は、プロポーズの場所、結婚記念日、家族旅行の行き先など、「本物の貴恵」でないと知るはずのない情報を知っていた。
なにより・・、口調と雰囲気が、間違いなく貴恵だと語っている!
10年前、貴恵は亡くなると同時に、別の新しい生命として生まれ変わっていた。そして10年たった今、偶然近くを通りかかった時に、前世の記憶が戻ったのだと言う。
「信じてもらえたところで・・、何よ!この味気ない夕飯!!」貴恵の怒声が、久方ぶりに家に響き渡る・・。
翌日、圭介の昼食は久しぶりに手作りのお弁当だ。貴恵が早起きして作って届けに来てくれたのだ。
生前、貴恵はどんなに仕事が忙しくても、圭介のために手作り弁当を作ってあげていた。「本当に毎日おいしくてたまらないよ。これからもどうかよろしく頼む。」「もちろん。これからもずっと作ってあげるわよ。」貴恵は顔を赤くして照れながら言う。
それなのに・・その言葉は嘘になる・・10年もの間・・。しかし今、圭介はなぜか小学生に生まれ変わった妻が作ったお弁当を食べている。10年越しに、果たされた約束だった。
「・・・美味すぎる」
夕方、弁当箱を受け取りにきた貴恵に圭介は、「お前とシワだらけになるまで歳をとり、一緒に世界を見ていくことだけが生きがいだったんだ・・!」と泣きながら言う。
「人生なにが起こるかわからない。」「本当に感謝してるなら、私がいなくても進んでいけるっていう姿勢と未来を見せてよ!」
貴恵が来てから、圭介と麻衣に変化が生まれつつあった。麻衣は、在宅ワークの仕事ではなく、別の仕事を探し始めた。圭介は料理を始めた。もう、貴恵に味気ない夕飯だなんて言わせない。
10年前から止まったままだった、新島家の時間が再び動き出す。崩壊しかけていた家族の絆を取り戻し、人の幸せ、家族の理想の関係を探す物語が始まる・・。
妻、小学生になる2巻のネタバレあらすじ
貴恵が、小学生になって生まれ変わって戻って来たことで、圭介はだんだんと明るさを取り戻す。元々、素直で優しい性格の持ち主の圭介は、気づかないところで、職場の同僚の守屋さんに好意を寄せられていた。
肝心の圭介は、相変わらず貴恵一筋で、浮気はもちろん、再婚する意思など微塵も感じられない。さらに、貴恵も守屋さんの好意を知ることになり、ますます守屋さんは劣勢に追い込まれることになる。
別の女性が旦那にアプローチする現場を身近で見守るという、普通ならありえない状況に、さすがの貴恵もどう対応していいか迷う。しかし、圭介が本当に幸せになる方法を考えると、頭ごなしに彼女の圭介に対する好意を否定することもできなかった。
一方で、貴恵は今、白石万理華という小学生で、きちんと家族もいる。しかし、その家庭はとても幸せと呼べるものではなかった・・。
妻、小学生になる3巻のネタバレあらすじ
麻衣は、これまで在宅ワークで人と会うことを避けるように仕事をしてきた。しかし、貴恵が戻ってきたことがきっかけで、もう一度人と関わる仕事をしようと決意。今は、とある工務店のホームページを運営する仕事をしている。
この工務店には、蓮司という青年がいて、一見すると無愛想だが、とある過去を持つ、彼との出会いが、麻衣を大きく変えていくことになる。
麻衣は、“仕事は、コミュニケーションが大事よ!”と言う貴恵の言葉を思い出し、海岸で釣りをしている蓮司に、勇気を出して話しかけるのだが・・。
一方、圭介に好意を寄せる、同僚の守谷さんは、バーベキューのお礼もそこそこに、次のアクションを起こそうとしている。
もんじゃが大好きだと言う圭介に、「自宅でもんじゃ焼きを食べませんか?」と積極的にアプローチ。圭介は、少しだけ何か考える素ぶりを見せるも、「今日でも大丈夫」と即答。
かくして、圭介と守谷さんと、貴恵の3人で、もんじゃ焼きパーティが開かれることに。
妻、小学生になる4巻のネタバレあらすじ
新島家と対比されることが多いせいか、白石家の雰囲気はより一層暗く、冷たく感じる・・。
そんな折、麻衣は万理華が通う小学校の運動会で、万理華の母親が、“少し危ない人”という噂を耳にする。
“万理華(貴恵)が虐待されていないか”心配した麻衣は、直接、貴恵を問いただすが・・。
白石家の家庭事情は一向に改善される兆しのないなか、貴恵の命日が近づいてくる。
墓参りのために、貴恵の実家を訪れた3人。貴恵は自分の墓を生まれ変わった姿でお参りするという、不思議な体験をすることになる。
そこで、貴恵は、姉や母と再会する。
デイサービスから戻ってきた、貴恵の母親が口にしたのは・・
「貴恵・・」
まさか、母親には貴恵が小学生に生まれ変わったことが・・!?
妻、小学生になる5巻のネタバレあらすじ
5巻では、次のようなトピックがあります。
万理華(貴恵)の母親が再婚を意識する男性が登場
→万理華(貴恵)にも、恋人として紹介するのですが・・
詩織、好美、麻衣の3人でクリスマスパーティ
→麻衣は酔いつぶれてしまい、2人は麻衣を自宅まで送り届けることに。
麻衣が蓮司に告白!?
→初詣にやってきた二人。麻衣はこの日、蓮司に想いを伝える気でいたのですが・・。
万理華の母親の千嘉の恋人が登場するのですが、この恋人が実は所帯持ちでした。
しかし、このことが後に、とある大きな出来事のきっかけになるのです。
また、これまで曖昧だった麻衣と蓮司の関係が急展開!
元々引っ込み思案だった麻衣が、ついに巣立ちの時を迎えることに!?
妻、小学生になる6巻のネタバレあらすじ
6巻では、次のようなトピックがあります。
万理華の母親の過去が明らかに
→幼い頃、決して幸せではない家庭で育ったことで、自分は幸せな家庭を築こうと決めていたのに、娘にキツく当たることしかできない自分を責めます・・。
万理華(貴恵)の秘密をついに知ることになる母親
→これ以上、嘘を突き通すことは無理だと判断した貴恵(万理華)は、ついに全ての真実を千嘉(母親)に打ち明けます。千嘉は当然信じられない様子ですが・・
「妻、小学生になる。」における一つの大きな山場です。
千嘉と万理華の進むべき道(未来)が見えてきたことで、物語は再び圭介と貴恵、そして麻衣の進む未来へ・・!!
妻、小学生になる7巻のネタバレあらすじ
7巻では、次のようなトピックがあります。
圭介に、麻衣が蓮司と交際していることを伝える
→大事な一人娘の恋人を素直に受け入れられるか貴恵と麻衣は心配するが・・
守屋さんが圭介にバレンタインチョコを渡す
→自分の想いと新島家の家庭の間で思い悩む・・
蓮司が高波で大切な人を失っていたことを知る麻衣
→今、大切な人のことをどう思っているのか気になってしまう
千嘉に真実を伝えた上で、理解してもらえたことで、万理華は気兼ねなく新島家に出入りできるようになりました。
しかし、やはり色々と問題は起こってしまうようです。
愛妻家だけでなく、子煩悩な圭介は、麻衣がもし結婚して家を出ていくことになっても、寂しさに耐えられるのでしょうか?
▶︎▶︎「妻、小学生になる。」7巻を読む
妻、小学生になる8巻のネタバレあらすじ
8巻では、次のようなトピックがあります。
圭介が蓮司に最愛の人を失う辛さとその後の生き方を語る
→蓮司は麻衣に自分の今の本当の気持ちを伝えます。
圭介の後輩が守屋さんにアプローチするも・・!?
→恋敵に背中を押されてついに告白!
守屋さんの告白!その結末に感動・・!
→気持ちに整理をつけるために圭介に告白した守屋さん。果たして圭介の返事は?
登場人物のいろいろな想いが絡み合う濃密な1冊。
特に、守屋さんの告白シーンには感動すること間違いなしです!
▶︎▶︎「妻、小学生になる。」8巻を読む
妻、小学生になる9巻のネタバレあらすじ
9巻では、次のようなトピックがあります。
告白後の圭介と守屋さんの関係
→圭介に書類を事務的に渡す守屋さん・・
これまでダメだった分、ちゃんとした母親になろうと努力する千嘉
→幼稚園以来で事業参観に参加する母を見て、緊張する万理華(貴恵)
千嘉と万理華が圭介と麻衣が住むマンションのすぐ近くに引っ越すことになる
→お弁当屋のパートも辞めて、新しい仕事を見つけた千嘉は、娘に助けられっぱなしだった過去を振り返り、ここから再出発することを決意する
千嘉と万理華の進む未来が、よりはっきりと見えてきました。
そして、ついに「妻、小学生になる。」でもっとも恐れていた出来事が現実となります。
貴恵が生まれ変わってきたのは、自分がいなくなったことで抜け殻になってしまった家族をなんとかしてあげたいという強い想いが理由のようです。
圭介と麻衣が少しずつ、前に進み始めたことで、貴恵が現世に止まり続ける理由がなくなりつつあるのです・・。
守屋さんの告白が与えた影響とは?
妻、小学生になる最新巻(9巻)の発売日
「妻、小学生になる」は、現在2022年1月15日に発売された9巻が最新巻です。次の10巻は2022年2月16日に発売される見込みです。
妻、小学生になる最新話のネタバレ
「妻、小学生になる。」は、2022年1月28日発売の「週刊漫画TIMES 2022年2/11号」に掲載された「第92話」が最新話です。
「私がいなくても進んでいけるっていう姿勢と未来を見せてよ!」
貴恵の願いを込めたこの言葉を受けて、圭介はこれからどうするべきかずっと悩んでいたが、蓮司の祖母の言葉を聞いてようやく答えを出すことができたようだ。
一方、貴恵はこのまま「万理華の大切な時間を奪い続けながら、この世に残り続けることはよくない。」
そう考えるようになっていた。
麻衣には蓮司という頼れるパートナーができたし、相手方の家族ともうまくやっていけそうだ。
自分がこの世に残る最後の未練は「圭介への心配」。
貴恵は圭介に自分の気持ちを伝えようと考えるが、圭介の反応を想像するだけで躊躇してしまう・・。
問題は自分が「圭介は自分がいなくても大丈夫!」と強く思えるかどうか。
貴恵は、圭介に必要なのは何なのかと考えを巡らせる。
そんなある日、麻衣が料理を教えて欲しいとやってきた。
思い返せば、麻衣がまだ10歳のころに亡くなったせいでろくに家事のテクニックを教えてこなかったことに気づく。
「新たな心配を増やさないでもらえるかしら・・」
とため息をつきながらも、貴恵は麻衣に主婦テクを叩き込んでいく。
妻、小学生になるの感想
「妻、小学生になる。」の連載が始まった当時、ツイッターでものすごい話題になりました。
以下は、3年ほど前の2019年4月にツイッターで「妻、小学生になる。」が話題になった当時の感想です。
とにかく、ツイッターのコメント欄がヤバい・・。
かくいう私も朝から泣いて、仕事にならない・・。
間違いなく、名作になる予感しかない!
一度失ったからこそ、次こそは後悔しないように1分1秒を大切にできる。この言葉が、グサグサっと胸に突き刺さりました。自分は後悔しないように今を大切にできているだろうか・・?
生まれ変わりだなんて、奇跡としかいいようがなくて、漫画だとわかっていても、圭介や麻衣に感情移入してしまう。だから、貴恵が突然いなくなってしまうことに、圭介と同じように恐怖を感じてしまいます。
妻、小学生になる。今後、間違いなく人気がでる漫画です。
この時の予想どおり、「妻、小学生になる。」は、2022年1月、堤真一さん主演でドラマ化される程の人気漫画になりました。
漫画の方では100話を目前に、いよいよ最終回が近づいてきている雰囲気です。
妻、小学生になるの登場人物
妻、小学生になるの主な登場人物を紹介します。
新島圭介
この漫画の主人公。
10年前に妻の貴恵を失ってから、ずっと立ち直れずにいた。筋金入りの愛妻家で、貴恵に対する愛情は見ているだけで胸焼けしそうになる程。
性格はとても温厚で、しっかりしてそうに見えるが、大人になってからも水族館で迷子になるなど、どこか抜けている。そこが母性本能をくすぐるらしい。
妻が好きという感情を、隠すことなく素直に言葉にできる部分が魅力的。
新島貴恵(白石万理華)
圭介の妻。
10年前に亡くなったが、実はすぐに新しい生命として転生していた。
10歳になった頃、前世で住んでいたところを歩いていた時に、記憶が蘇る。
生まれ変わったことですら、奇跡という言葉で片付けてしまうなど、考え方がシンプル。
圭介のように思っていることを簡単に言葉にすることはないが、毎日手作りの弁当を作ってあげるなど、行動から彼女の圭介や麻衣に対する思いの深さが伝わってくる
新島麻衣
圭介と貴恵の娘。
中学生の時に貴恵と別れてから、圭介と同じように失意の底にいた。専門学校を卒業して一度は就職するも、すぐに退職してしまう。
大好きだった母親を亡くしたことで、彼女は社会と深く関わることをしない。おそらく、また大切な人を失う辛さを味わいたくないからだろう。
しかし、母の貴恵が、生まれ変わって、また自分の前に現れたことで、だんだんと明るさを取り戻し、前に進もうとしている。
守屋好美
圭介の職場の同僚の女性。年齢は麻衣の1つ上。職場にうまく馴染むことができず、同じように孤立している圭介に興味を持っている。圭介が明るさを取り戻したことで、興味は恋心へと代わり、初めてのちゃんとした恋愛に、思い悩んでいる。
菊池詩織
守屋好美の友人で相談相手。
恋愛に対して奥手な好美の背中を押したり、相談に乗ってあげたりしている。
とても友達思いで、その行動がちょっとした騒動に発展することも・・。
タケル
万理華(貴恵の現在の名前)が通う小学校の同級生。容姿が良くて、サッカーもうまいなど、小学生でありながらモテ要素を全て兼ね備えている。実際、彼のファンは校内にたくさんいる。
そんなタケルは、万理華に片思いをしていて「付き合って欲しい」と告白。見た目は小学生だが、中身は大人な万理華は、「まだ小学生だから」といって、交際を拒否。それでも、タケルはあきらめる様子はなさそうです。
白石千嘉(万理華の母親)
脱ぎ捨てた服や、ゴミ、酒瓶でリビングが埋め尽くされていたことから、かなり問題のある母親であることが推測される。旦那の存在はまだ不明。
本来なら、同じ母親同士の万理華と、この母親の不思議な親子関係が、なんとも気持ち悪い。
愛川蓮司
麻衣の恋人(婚約者)。
高波による事故で大切な人を失うという悲しい過去を持っている。
寡黙で純粋な好青年で、麻衣の父親の圭介とも良好な関係を築いている。
漫画「妻、小学生になる。」の結末を考察
ほとんどの傑作作品において、1巻で重要な伏線が貼られています。
そう考えると、1巻で貴恵が圭介に言った「私がいなくても進んでいけるっていう姿勢と未来を見せてよ!」という言葉が、そのまま現実になる可能性も低くありません。
「妻、小学生になる。」の結末としては以下のパターンが予想できます。
- ①「万理華から貴恵の記憶がなくなる」→「それでもちゃんと前に進んでいく圭介と麻衣」
- ②「貴恵の記憶を持ったまま成人した万理華が圭介がもう一度夫婦になる」
もしくは、その両方。
③「一度は、貴恵がいなくても進んだ先の未来で、再び貴恵を記憶を取り戻した人物が現れる。」
漫画では、①の結末に向かっているような感じがします。
「妻、小学生になる。」のテーマが、「突然、妻(母)を失った父娘が、絶望を乗り越えて強く生きていける未来」なら、やはり①の可能性が高いですね。
どの結末にたどり着いたとしても、その過程における圭介、貴恵、麻衣の心情の変化に、また色々なことを考えさせられてしまいそうです。
ドラマ「妻、小学生になる。」の結末を考察
「妻、小学生になる。」を原作としたドラマの放送が始まっています。
2021年1月21日(金)夜10時から放送
圭介役を堤真一さん。
貴恵役を石田ゆり子さん。
白石万理華役を、毎田暖乃さんが演じます。
ファンタジー要素のある「妻、小学生になる。」は、ドラマ化するにも難しい作品です。
特に、小学生でありながら、妻と母親の心を持つ白石万理華をどう実写化するか。
「おちょやん」で大人顔負けの演技を見せた毎田暖乃さんに注目です!
堤真一さんと石田ゆり子さんの夫婦役は、映画であってもおかしくないほどの安心感がありますね。
原作にないカフェのマスター(柳家喬太郎)と常連の中村(飯塚悟志(東京03))が、作品にコミカルな要素を加えてくれそうです。
ここで「妻、小学生になる。」のドラマの結末(最終回)を考察してみます。
結末(最終回)のパターンとしては以下のようなものがあります。
- 圭介や麻衣が新島貴恵の記憶を持った白石万理華と暮らしていく
- 圭介や麻衣が、貴恵の生まれ変わり(白石万理華)を失っても前向きに生きていく
以下の内容は、原作を読んだ上でのあくまでも個人的な予想(希望)です。
実際のドラマの結末とは異なります。
結末①白石万理華の心の中から貴恵の記憶が消えてしまう
原作を読んだ上では、ドラマでもこちらの可能性が高いと思います。
原作漫画でも、まだ貴恵の記憶は残っていますが、一度消えてしまったことがある上に、現在は「貴恵がいなくてもちゃんとやっていける未来」へ向けて話が進んでいます。
ドラマでは、貴恵が「いつか田舎で自分のレストランを開きたい」と話しています。
これはそのまま結末(最終回)に向けた伏線ともとれる設定です。
圭介と麻衣が経営するレストランで、自家菜園で取れた野菜を使った料理を作る画が浮かびます。
貴恵の記憶がまだあった頃の白石万理華が育てていた野菜を畑から収穫する圭介。
畑で顔を土で汚しながらも、万理華(貴恵)と一緒に植えた野菜を手にして、満面の笑みを浮かべる圭介(堤さん)。
そんなシーンを想像するだけで、胸が熱くなりますね!
私は、堤真一さんが大好きなのですが、本当に圭介役が堤さんでよかったです!
結末②白石万理華の心の中に貴恵の記憶が残ったまま
白石万理華の心の中に、貴恵の記憶が残ったまま暮らしていくという結末も十分考えられます。
その場合も、きっと最終回間近で一度記憶はなくしてしまっているでしょうね。
原作と同じように「貴恵がいなくてもちゃんとやっていける未来」を、圭介と麻衣が示した上で、ふらっと貴恵が戻ってくるといった少しコミカルな結末も見てみたいです。
貴恵がいなくなって、レストランを麻依と2人で切り盛りする圭介。
考え事をして、料理を焦がしてしまった圭介の後ろから、「何してんのよ」とかいいながら、貴恵の記憶を取り戻した万理華が登場する結末も見てみたいですね。
この他にも、もしかすれば、圭介が守屋さんと再婚するという結末もあるかもしれないですね^^b
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