薬屋のひとりごと

【漫画】薬屋のひとりごと1巻のネタバレ〜芙蓉妃と壬氏の媚薬のつながり〜

薬屋のひとりごと1巻のネタバレ〜月下の幽霊芙蓉妃の正体と目的〜

漫画「薬屋のひとりごと」1巻(スクエニ・ビッグガンガン版)のネタバレを紹介していきます。

1巻では、猫猫が後宮で壬氏や玉葉妃と出会うシーンが描かれています。

2話「狂科学者」で、壬氏が媚薬を作って欲しいと猫猫にお願いしています。猫猫は、今ではごく普通にあるお菓子を媚薬として渡すのですが、そもそも「壬氏はなぜ媚薬を必要としていたのか?」という疑問は残されたままです。

実は、この媚薬は4話「月下の幽霊」で登場する芙蓉妃と関係していたことが後にあきらかになっています。

薬屋のひとりごと1巻のネタバレと、芙蓉妃に関わるお話をご紹介します。

薬屋のひとりごと1巻のネタバレ

薬屋のひとりごと1巻(スクエニ版)には以下の4話分が収録されています。

  • 第一話「後宮の呪い」
  • 第二話「狂科学者」
  • 第三話「宮中の天女」
  • 第四話「月下の幽霊」

それでは、薬屋のひとりごと1巻(スクエニ版)のネタバレについて紹介します。

1話〜猫猫と任氏の出会い〜

1話のタイトル「後宮の呪い」とは、後宮で、皇帝の世継ぎが、立て続けに謎の死を遂げていることを意味しています。

後宮のすぐ近くにある花街で薬師をやっていた猫猫が、ある日、薬草を取りに出かけた山の中で、人さらいにあいます。売られた先は、帝の妃が住まう後宮でした。

後宮の下女として働くことになった猫猫は、ある事件を通じて任氏と玉葉妃に出会い、半ば強引に上級妃である玉葉妃の侍女となります。

後宮の中でも、上級妃は4人しかいないのに対して、下女はたくさんいます。そのうちの1人過ぎなかった猫猫に、なぜ任氏が目をつけたのかというと・・?

2話〜毒を欲しがる猫猫〜

2話のタイトル「狂科学者」とは、薬屋のひとりごとの主人公、猫猫のことです。

任氏が、猫猫を玉葉妃の侍女にしたがった理由が判っていきます。任氏は、その理由を悟られても猫猫に逃げられぬよう、色目を使うのですが、まったく意図しない意味で受け取られてしまいます。

猫猫に与えられた仕事は、玉葉妃に出される食事の毒味役でした。帝の寵妃ともなれば、食事に毒が盛られることも少なくありません。

普通であれば、毒味役は、もしも本当に食事に毒が盛られていたら、真っ先に犠牲になる仕事です。玉葉妃の侍女たちは、猫猫を同情の目で見るのですが、当の本人は笑みすらこぼしています。

幼い頃から、様々な毒を自らの体を使って試してきたため、一般人なら致死量の毒でも、効かない体になっていたのです。

しかも、ただ効かないだけでなく、進んで毒を食らう狂科学者ぶり・・。

3話〜猫猫の媚薬づくり〜

3話のタイトル「宮中の天女」とは、後宮で猫猫が出会った任氏という宦官のことです。男性でありながら、絶世の美貌を持っています。

猫猫、任氏に媚薬の調合をお願いされます。媚薬なぞ、何に使うのか・・?と、疑問に思うのですが、久しぶりに薬を調合できる嬉しさの方が勝ったようです。

そもそも、媚薬なぞ使わずとも、見た目が半端なくいい任氏なら、それだけで大抵の女を誘惑できるはず・・。

猫猫には、逆効果でしたが・・笑

任氏の目的は別として、猫猫が作った媚薬は、今ではごく当たり前に食べている、“あるお菓子”でした。

4話〜月下の幽霊・芙蓉妃の目的〜

4話のタイトル「月下の幽霊」とは、中級妃である芙蓉妃のことです。

夜な夜な、城壁の上で踊る女の幽霊の噂が、後宮に広まり、真相をさぐるべく動いたのは・・やっぱり猫猫でした。

任氏の付き人の高順と一緒に、実際に城壁の上で踊る幽霊を見るが、その正体は芙蓉妃でした。芙蓉妃には、幼馴染の武官との結婚話が決まっている状況で、夢遊病のような振る舞いをします。

本当の幽霊であれば、猫猫の出る幕はないのですが、夢遊病が原因なら、薬師の知識が役に立ちそうです。しかし、昔、花街で同じように、夢遊病を患った妓女を思い出し、猫猫は全く別の目的を推測します。

ちなみに、「薬屋のひとりごと1巻(スクエニ版)」は、漫画アプリの「マンガUP!」をダウンロード(無料)するだけで無料で読むことができます。

1話〜32話(1〜6巻の内容)まで、無料で読むことができます。

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芙蓉妃の目的と壬氏の媚薬の関係

まず、芙蓉妃が夜な夜な城壁の上で踊る理由についてお話します。

芙蓉妃は、夢遊病ではありません。夢遊病であるふりをしているだけです

なぜ、そのようなことをする必要があったのかというと、皇帝のお手つきにならないようにするためです。芙蓉妃には、出身国に愛する人がいて、その男のために貞操を保っておきたかったのです。

そこで、幽霊騒ぎを起こすことで、皇帝が間違っても自分に興味を抱くことがないようにしたのです。

このほかにも芙蓉妃は、皇帝の前で踊りを披露する際にも、本当は得意な舞踊なのに、わざとスカートの裾に足をひっかけて転んで、「踊りができない妃」を演じています。

芙蓉妃は、属国の第3公主でしたが、中級妃として後宮に入ることになりました。おそらく、政治的な役割があったのだと思います。

芙蓉妃には、幼馴染で恋仲の武官がいます。お互いに結婚したいと考えているのですが、小国の第3公主とはいえ、武官と姫君が簡単に結婚できるものではありません。

武官が姫君を妻に迎えるためには、それ相応の武功をあげる必要があります。

しかも、芙蓉妃は後宮に入ってしまったため、武官は功を立てた褒賞として、芙蓉妃を下賜してもらうしかないのです。

武官は、芙蓉妃と結婚するために、必死で努力し、ようやく中級妃クラスなら下賜してもらえるだけの武功を上げることができました。

しかし、この武官はとても奥手で、最後のひと押しである「私に芙蓉妃を下賜してください。」と皇帝に嘆願することができなかったのです。

壬氏はこの武官と幼馴染でした。「幼馴染の結婚のために一肌脱ごう」というわけで、動き始めたのです。

壬氏の考えた作戦というのが、「本当にそんなうまくいくの?」と思ってしまうのですが、「武官に媚薬を飲ませて興奮状態にさせて、その勢いで皇帝に下賜を嘆願させよう」という作戦でした。

だから、壬氏は猫猫に媚薬を作って欲しいとお願いしたわけです。

実際、1巻を読んだらわかるのですが、芙蓉妃は無事に幼馴染の武官に下賜されていくことができたので、壬氏の作戦は見事成功した!ということになります。

まとめ

以上、「薬屋のひとりごと1巻のネタバレ」について紹介しました。

1巻では、猫猫が後宮で下女として働いているシーンから始まり、壬氏と出会い、玉葉妃の侍女に出世するところまでが描かれています。

薬屋のひとりごとは、複数の事件や事故が複雑に関わりあっているところが面白さの一つです。

1巻でも、そこかしこに伏線がはられているので、何度も読み返すと新しい発見がありますよ!

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