薬屋のひとりごと・漫画・違い・どっち・比較

この記事では、薬屋のひとりごとの漫画の違いを比較しています。薬屋のひとりごとのコミックは2種類あります。スクエニから出版されているビッグガンガンと、小学館から出版されているサンデーGXです。
2つある漫画の特徴についてまとめているので、どっちを読むか迷ってしまう悩みを解決するための参考にしてみてください。

「百聞は一見にしかず」まずは、2つの漫画のサンプルをご覧ください。

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薬屋のひとりごととは?

薬屋のひとりごとは、「小説家になろう」で日向夏さんによって、現在も連載が続いている作品です。

ヒーロー文庫からライトノベル版。スクウェアエニックスと、小学館からそれぞれ漫画版が出版されています。中世の中国をモデルにしたような舞台ですが、フィクションであり、史実とは無関係です。

原作になっている小説のストーリーがとてもよくできていて、ミステリーとして読んでも十分面白いですが、漫画になることで、主人公2人のラブコメなど、キャラクターの魅力が最大限に引き出されています。

2種類の漫画の違いを紹介する前に、原作、ライトノベル、漫画それぞれの概要について紹介しておきます。

掲載・出版履歴

【2011年10月】

「小説家になろう」で原作が掲載開始。

【2014年】

「ヒーロー文庫」から、ライトノベルの第一部「後宮編」が出版。8巻まで刊行済(当記事掲載時点)

【2017年】

「月間ビッグガンガン」「月間サンデーGX」から、漫画版が出版。それぞれ5巻まで刊行済(当記事掲載時点)

原作〜「小説家になろう」で掲載中〜

  • 後宮編(全35話+登場人物紹介)
  • 宮廷編1(全19話+登場人物紹介2)
  • 宮廷編2(全45話)
  • 市井編1(全27話)
  • 市井編2(全20話)
  • 砂欧編(全30話)
  • 任氏編(全26話)
  • 任氏編2(23話まで掲載)

2〜5日おきに新しい話が掲載されています。

ライトノベル版〜「ヒーロー文庫」から出版〜

  • 1巻(原作「後宮編」)
  • 2巻(原作「宮廷編1」)
  • 3巻(原作「宮廷編2」)
  • 4巻(原作「宮廷編3」)
  • 5巻(原作「市井編1」)
  • 6巻(原作「市井編2」)
  • 7巻(原作「砂欧編」)
  • 8巻(原作「任氏編」)

漫画版〜「月間ビッグガンガン」「月間サンデーGX」から出版〜

  • 1巻(原作「後宮編1」)
  • 2巻(原作「後宮編2」)
  • 3巻(原作「後宮編3」)
  • 4巻(原作「後宮編4」)
  • 5巻(原作「宮廷編1」)

ライトノベル版は、原作にほぼ追いついています。漫画版は、4巻まででようやく後宮編が終了したところ。原作がまだ連載中であることから、漫画版はこのまま人気が持続すれば20巻以上続くことになりそうです。

2種類の漫画の違いと特徴

それでは、薬屋のひとりごとの2つの漫画の違いと特徴について紹介していきます。まずはキャラクター描写についてです。

キャラクター描写の特徴

薬屋のひとりごと「月間ビッグガンガン」

薬屋のひとりごと

出版社:スクウェア・エニックス

作画:ねこクラゲ

構成:七緒一綺

ビッグガンガン版は、主人公の猫猫、任氏の2人はもちろん、普段はキリッとしている高順や玉葉妃までデフォルメされて描かれていて、キャラクターがとてもかわいらしいんだにゃ。

「そうだね。特に猫猫に“毛虫を見るような目”で見られた時の任氏の落ち込む姿もかわいく描かれていて、なんとも言えないよね。」

薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜「サンデーGX」

薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜

出版:小学館

作画:倉田三ノ路

キャラクター原案:しのとうこ

サンデーGXの漫画では、キャラクター描写もそうだけど、背景もリアルな描写が多いんだにゃ。

「こちらは、リアルな描写が特徴だね。コミカルなシーンでは、サンデーGX版でも、多少のデフォルメはされているけど、ビッグガンガン版ほど、崩されていないよね。」

トーンもサンデーGXではシンプルなものが多く使われていて、細かいシーンでのキャラクターの表情やセリフが際立っている印象があります。

セリフの違いと特徴

セリフはビッグガンガン版の方が、原作に忠実なところが多いです。キャラクター描写がデフォルメされている分、セリフは原作と同じにすることで、登場人物の個性が別物になったりしないように調整されています。

たとえば、原作の「もう三か月かあ、おやじ、飯食ってんだろうか」というセリフ。

ビッグガンガン「おやじ」「ちゃんと飯食ってんだろうか。」

サンデーGX「おやじ・・・、ちゃんと飯食ってるかなあ。」

前者は、ため息混じりに青空を背景にしています。猫猫の表情も後ろ姿なので見えません。後者は、後宮の建物を背景に、猫猫が心配している表情が描かれています。

わずかな言葉尻の違いなどからも、猫猫の性格に微妙な違いが生まれています。

このシーンからすれば、サンデーGX版の猫猫の方が、多少人間味を感じるように描かれているにゃ。

演出の違いを比較

2種類の漫画は、両方とも同じ原作を元にしているため、当然ながら内容はほとんど同じです。ストーリーの進み具合もほぼ一緒。

どちらかといえば、サンデーGX版の方が、ストーリーの軸に関わるところだけを抜き取っているため、全体的なストーリーの進み具合も早い印象があります。

ただ、ストーリーにおける重要なシーンの説明は、セリフの順序を入れ替えたり、原作にないセリフが付け加えられているので、なぜそうなったのかがわかりやすいです。

たとえば、玉葉妃と梨花妃に布に書いた文字で、おしろいに毒があることを伝えた人物を、任氏が探し出すシーン。猫猫と任氏が初めて会話するシーンです。

顔にソバカスがあって、文字が読めない下女ばかりを集めた部屋で、「そこのソバカス女。お前は居残りだ。」と書いた紙を一同に見せて、「解散」と告げます。文字の読める猫猫だけが、紙に描かれた言葉の意味を理解して、居残ってしまうというシーン。

サンデーGX版の方では、「しかし、似たような顔が多いような・・」と、部屋には、顔にソバカスがある女しかいないことを暗に示す言葉があったり、「“そばかす女”ばかり集めた中で、反応した下女は君だけだ。」と原作にない任氏のセリフが付け加えられています。

ちなみにビッグガンガン版では、「・・こりゃハメられたな。」のセリフだけです。原作を知らない人だと、このシーンの理屈を理解するのに、少し手間取ってしまいますね。

薬屋のひとりごとの漫画を読むならどっち?おすすめは?

2種類の漫画の違いと特徴を、「キャラクター描写」「セリフ」「演出」について比較して紹介しましたが、結局のところどっちがおすすめかと言われると、個人的にはビッグガンガン版をおすすめします。

その理由は、「絵がこちらの方が好みだから」というのと、ストーリーの軸にあまり関係ないシーンで、「登場人物の意外な一面」が見れるからです。

私は、薬屋のひとりごとの原作を全部読んでいないため、「なぜこうなったのか」がわからないシーンがたまにあります。しかし、そのシーンだけサンデーGX版を読んでみたり、原作を調べて読んで見ることで、「あ〜、なるほど。」と理解することができます。

というわけでまとめです。

ビッグガンガン版【←個人的オススメはこちら】

こんな人におすすめ
  • 薬屋のひとりごとの原作を既に読んだことがある。
  • 可愛らしいキャラクター描写の漫画が読みたい。
  • 全く隙がない狂科学者の猫猫が見たい。

何と言っても、デフォルメされたかわいいキャラクターが魅力です。かといって、シリアスなシーンではしっかりと、迫力ある表情で描かれるため、そういったギャップも楽しむことができます。

サンデーGX版

こんな人におすすめ
  • 薬屋のひとりごとの原作をまだ読んだことがない。
  • 原作における刺激の強いシーンも、そのまま漫画で読みたい。
  • 少しだけ他人を慮る人間味のある猫猫が見たい。

原作を読んだことがない人でも、安心して読めるようにセリフやシーンが付け加えられています。また、キャクターの表情だけで、「何が言いたいのか」がわかるのも、サンデーGXの特徴です。

リアルなキャラクター描写だからこそ、できる業だにゃ。

また、原作を読んだことがあっても、原作では文字だけであるため、猫猫や任氏がどういった表情で、このセリフを言っているのか想像するしかないですが、「こんな表情だったんだね。」と共感することができます。

公式サービスだけを使って、最初に読んだサンプルの続きを最後まで読むことができます。

▶︎▶︎薬屋のひとりごとを無料で読む方法とアプリを紹介