信長のシェフ28巻のネタバレ

信長のシェフ28巻のネタバレについてご紹介します。

28巻は、2020年11月16日に発売されました。

第230話〜第237話までが収録されています。

近衛家の養子として本願寺に入ることができたケンは、無事にようこと再開し、望月に関する大きな手がかりを得ます。

信長のシェフ【28巻】のネタバレ

「信長のシェフ」28巻のネタバレについてご紹介していきます。

28巻のストーリーの主な流れはこちら!

  • 近衛家の養子となり、ケンは本願寺に無事入り込むことに成功する
  • ケンは顕如の許可を得て、陽子と再会!望月に関する重要な手がかりを得る
  • 信長の真の狙いが明らかになる!勧修寺が滝のような冷や汗をたらす理由は・・。
  • 信長と顕如、桜吹雪舞う中での会合。顕如の「平生業成」とは?
  • ケンが出した「何も主張しない茶菓子」が、顕如の決意を後押しする。
  • 「戦の終わりも私が決めます。」顕如は本願寺に戻り、和睦を受け入れると宣言する
  • 「抵抗派」と「和睦派」で分裂した本願寺だが「抵抗派」も半年と持たず本願寺から撤退する
  • 城に誰もいなくなったことを知ると、顕如は「あの城は我らの力と繁栄の象徴・・誰にも渡しません。」と言い、自ら火を放つ。本願寺は三日三晩燃え続け、黒煙となって消え失せた。
  • 狩野永徳が頼まれていた「紙本著色世界図隻」が完成し、信長に収められる
  • 信長は絵を完成させた狩野永徳に褒美を取らせ、宴を開く
  • 宴のあと佐久間は信長の前に座り「上様の臣、辞めさせていただきとう存じます。」と願い出る。
  • 佐久間を追放した信長、その真意を知るケンは信長に数種類の酒を用意する
  • ケンの気遣いを察すると、信長は「付き合え」といって、酒を飲み始める
  • 信長は光秀に丹波平定とセミナリヨに間者を忍ばせることに成功した褒美を取らせる
  • 宴の帰り道、ケンは光秀に改めて信長に対する忠義が今も本当にあるか確認する
  • 伴天連の幹部の一人、ヴァリニャーノ師が信長に謁見を願い出る。
  • 信長と南蛮、お互いの利権争いの幕が切って落とされる

ケンがようこと再会して得た「望月のハナ」の真意に赤面?

どういうことですかこれはぁ!?

本願寺の僧侶の一人が、帝の勅使の一人を見て声を荒げる。それもそのはず、これまで幾たびも煮え湯を飲まされた信長の料理人が現れたからである。

しかし、勧修寺と近衛の二人は冷静に「この者は、近衛様のご子息の一人です。」と答える。

正真正銘、公家のトップに位置するこの二人にそう言われては、本願寺の僧侶はどうすることもできない。

そして、作戦通り、ケンは堂々と本願寺の中へと入ることができたのである。

顕如は以外にもあっさりと、ケンとようこが二人で会って会話することを許可する。

ケンは、ようこがいる部屋へ向かい再会を果たす。

け・・賢一郎・・・!?

さすがにようこは、ここにケンがやってきたことに驚きを隠せない。

時間が限られているため、ケンは手短にこれまでの経緯と、会いに来た目的を伝える。

俺は歴史を変えます。」と言い切るケン。そんなケンを見て、ようこは「前よりスッキリとした顔をしている。」と安堵したような表情を見せる。

本来の歴史からすれば、不純物でしかない自分たちは、たとえ歴史通りにいくように行動しても、もしかしたら知らないところで歴史を変えてしまっているかもしれない・・。

「もしかしたら、この行動は・・、もしかしたら・・」

そんなことに怯えて生きるより、「精一杯我儘に生きることにした」とケンは言う。

ケンの目的とまっすぐな目を見て、ようこは「いいんじゃない?」とだけ言う。その表情からは「それでこそケンね・・」とでもいいたそうな雰囲気を感じる。

ようこにこれまでの経緯と自分の目的を伝え終えたところで、本題の望月を探す手がかりを尋ねる。

ケンは望月が「見たこともない特徴的な鼻」をしていると伺っているというと、ようこは首を傾げながら「普通だと思うけど・・」と言うのだった。

「人違いじゃないの?」というようこにケンは困惑しながら、自分の知っている望月に関する情報を全て話す。

すると、「たしかに、他は望月さんのことのようね」と話すようこ。

ここへ来て、降り出しに戻るのかと思われた時、ようこは突然笑い出す。

「やだ賢一郎!!それ・・」

ようこの言葉にケンは赤面する他なかった。

京都の老舗高級ホテルの地下にあったのは・・

ようこの口から、ケンたちが揃ってこの時代へ飛ばされた時のことを聞く。

その日、ケンたちは働いている京都の老舗高級ホテルで結婚パーティの打ち合わせをしていた。

ホテルは老朽化による改装工事のため休業しており、その結婚パーティは新装オープン1組目のお客様だった。

このホテルには大きな庭園があり、この辺りはかつて大きな湖があったとされている。

それは、考古学者で、このホテルの常連でもあるケンの父親が話していたことだった。

ケンの父親は、「武田信玄は遺言で遺体は具足をつけて諏訪湖に沈めることよう指示したこと」「信玄の遺体は今でも行方がわかっていたいこと」「同じく信長の遺体も行方がわかっていないこと」を話す。

信長の遺体がもしも、かつてあった湖に沈められていたとすれば・・

そう考えたケンの父親は、改修工事に連日顔を出しては様子を眺めていたのだった。

「松田くん!!今すぐ工事を止めるようオーナーに連絡を取ってくれ!」と慌てて、ケンの父親と知り合いの考古学者がホテルの中にいた松田に駆け寄ってくる。

「出たんだよ!一旦工事を止めてくれ!!」

もちろん、いきなり遺体が見つかったわけではないだろうが、湖の痕跡が見つかったのだろうか、普段は冷静なケンの父親も興奮を抑えきれない表情で「とにかくこれから調査しなければ・・」と話す。

ケンの父親は騒ぎの中で大切なものを無くしてしまわぬよう、望月に「クロークに置いておいて欲しい」と預ける

それは、父親がケンに渡そうとしていた物らしく、今も望月が持っている可能性が高い。

ケンの父親が望月に「大切なもの」を渡して、望月がクロークへ向かった後、大きな揺れが建物を襲ったのだった。

信長と顕如の会合。顕如の「平生業成」と「名誉」

一方、顕如の部屋に残った近衛と勧修寺に、顕如は「織田の真の狙いは何です?」と尋ねる。

織田がケンをわざわざこんな回りくどいことをしてまで送り込んできたからには、必ず何か意図があると確信する。相変わらず、読みが鋭い。

「え?狙いなど・・」と否定しようとする勧修寺を制止して、近衛が話し始める。

近衛の話を聞いた顕如は「織田が・・?」と厳しい表情で呟くのだった。

ケンがようことの話を終えて顕如の部屋に戻ると、会談は終わり勧修寺が滝のような冷や汗を浮かべて出て来た。

ケンは何事かと思ったが、勧修寺の後ろにいる人物を見てその理由がすぐにわかった。

桜並木の街路樹が立ち並ぶ道ぞいに、小さな茶店のような建物がある。

その建物のすぐそばにある大きな椅子に、一人の男が座して待っている。

鋭い眼光の持ち主で、どんなに鈍い者でも、この者を見て圧倒的な存在感を感じない者はいないであろう。

そこへやって来たのは、同じく大きな存在感を持つ人物であった。座して待つ者とは対極にある性質を持つ存在感ではあるが、只者でないことは一眼でわかる。

待ち人は、ケンを見ると「何か作れ」といつものように命じるのだった。

小屋の中には、ケンが使いそうな調理道具や食材が用意されていた。佐久間が井上から聞いて調達してくれたのだ。

信長がケンに「何か作れ」とだけ言うのはいつものこと。ケンはあらゆる情報から、その場にふさわしい料理を作る。はてさて、今回は・・。

「あの二人は、親友よりもずっと長い時間お互いのことを考えてこられた。そんな二人に今さら自分が何かする必要があるのだろうか?」

ケンは、何も主張しない料理を作ることにした。

馬鹿にしているのですか?

鬼気迫る表情で信長を睨みつける顕如。場の雰囲気が一変したことで、少し離れた場所で待機する佐久間はいつでも不測の事態に対応できるよう身構える。

死より名誉を重んずるは武士だけの専売ではありません。」顕如は今にも信長に噛みつこうかと言う表情で睨み続ける。

信長は、そんな顕如を冷静に見つめ返して「座れ」とだけ言う。

「では、おぬし達僧は何のためにおるのだ」と尋ねる。顕如は少し冷静さを取り戻し、親鸞聖人の教えである「平生業成」について語る。

「平生業成」とは、「人は生まれたからには果たさねばならぬ大事業が一つある」という意味で、顕如の「平生業成」は人々がそれぞれの「平生業成」を見つける手助けをすることだと言う。

信長は、顕如の話を一通り聞いた上で、「お主が平生業成より名誉を取るならば、和睦を拒否し本願寺にこもっているといい。直々に殺しに行ってやる」と告げる。

名を守るために死を選ぶか、名を捨てて平生業成を成すか、どちらを選ぶのだ?と信長は問うたのだ。

二人の間に流れる沈黙・・・その沈黙を破ったのはケンだった。

ケンはとうもろこしを原料としたザレーティという北イタリアのお菓子を出した。ザレーティの原料はもともと小麦粉だったが、欧州で小麦粉が不足したことが原因で、代わりにとうもろこしが使われるようになった由来がある。

そのことを聞いた顕如は、どんなに栄華を極めても、取って代わられては後の世の人々には忘れ去られてしまう。

自分がこだわる名誉には、一体どれほどの価値があるというのか・・。

顕如は、信長が作らせたという桜並木が並ぶ道を見て、「この道はどこへ続くのでしょうか?」と尋ねる。

さぁて・・な。それはこれより決める。」と答える信長。

顕如は何か決意した表情を見せながら「その旅路。お付き合いしましょう。織田殿」というのだった。

信長のシェフ【28巻】の感想

信長がケンを本願寺へ向かわせた本当の狙いも明らかになるのですが、これには久しぶりに「やられた!この仕掛けはうまい!」と興奮させられました!

ネタバレでも、軽く触れましたが、詳細はぜひとも実際に漫画を読んでいただきたいです。絶対後悔しない面白さですよ。

ともあれ、ケンが役割を果たしたおかげもあり、本願寺はついに織田との和睦を受け入れます。

信長と顕如が会合した桜並木のある道。和睦が決まった時のシーンは鳥肌ものでした・・。

そして、歴史上でも有名な本願寺の焼き討ちは、意外な真実が隠されていました。

和睦に向けた信長と顕如の会話は、とても深く、信長のシェフは生き方を教えてくれる人生の教科書だと改めて感じさせてくれました!

「信長のシェフ」の28巻は、長く続いた織田と本願寺の戦いの終結が描かれているだけあって、とても見応えのある内容でした。

この物語をネタバレだけで満足するのは凄くもったいないです!絶対後悔しない内容なので、ぜひとも28巻だけは漫画で読んで欲しいです!

▶︎▶︎信長のシェフの28巻を読む

まとめ

以上、「信長のシェフ28巻のネタバレ」についてご紹介しました。

今回は、織田と本願寺の長年に渡る戦いに幕が閉じられます。

そのラストシーンの素晴らしさは、ここ最近読んだ漫画の中でも随一です。

そして、ケンやようこたちが過去へ飛ばされた日の出来事が、ようやく少しだけ明らかになりました。ケンの父親についても、色々とわかってきます。

本能寺の変が翌年に迫り、いよいよクライマックスが近づいてきましたね。

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